2007年09月28日

『蒼穹の昴』

蒼穹の昴1蒼穹の昴2蒼穹の昴3蒼穹の昴4










先ほど最後のページを読み終えた。
いやー、参った。
これほどとは。
まだ少しボーっとしております。

この奥行きと深さはどうだ。
大傑作。
読んで良かった。むしろ遅すぎた。
未読の人はぜひ。
必読ですよ、必読。
心揺さぶられますよ。


人間の力なんて知れたものかもしれない。
でも強い意志と勇気があれば、生まれた境遇や、歴史の流れや、宿命や、
そういったものとは関係なく、あるいは抗いながら、
あらゆる艱難に打ち克ち、自らの手で運命を切り開いていける。
そんな主人公・春児チュンルの生き方が、胸を打ちます。
なんだか力をくれる小説だよなぁ。

最初の1ページから最後まで飽きさせない、むしろ加速度的に引き込まれていきます。
正直、浅田次郎ナメてた。
いやー、素晴らしかったです。

あと、西太后のイメージがこれを読んでちょっと変わりましたw


この作品の続編にあたる『中原の虹』(全4巻)が現在刊行中だそうです
傑作の続編ってのはハズレが多いから、僕はあんまり期待しないんだけど、
とりあえず全巻揃ってから読もうか。
読むんかい。

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この記事へのコメント
「中原の虹」はまだ1巻しか読んでないですが、大丈夫、ハズレてませんから(笑)
全巻揃ってからでいいんで、是非読んで下さい〜。
Posted by chacha at 2007年09月28日 01:22
西太后周りのお話ですか。
読んでみます、読んでみます、読んでみま(ry
Posted by tiu at 2007年09月28日 10:10
>chachaさん
それを聞いて安心しましたw
今度のは4分冊ですから、さらに長いお話っぽいですね。

>tiuさん
tiuさんが熟女好きだとは知らなかったw
Posted by シウヘイ at 2007年09月28日 12:09