2007年11月27日

『大大阪モダン建築』

大大阪モダン建築

いやー、これはイイ本。(ビルヂング的な意味で)
1,680円という値段は高いと思われるかもしれないけれど、
オールカラーだし写真集と思えばそれほど高くもないと思う。
マップも付いてて便利だし。
『ENDO』より安いしw


近代建築の良さって、その建物の持つ空気とディテールだと思うんですよねー。
そういう所に僕は惹かれます。
もちろん全体的な立ち姿というかプロポーションというか、そういったものも良いんですけど。


その点、大丸心斎橋店だいまるしんさいばしみせなんてもう最高です。
大丸心斎橋店
なんというゴージャスっぷり。
このアール・デコな外観も素敵なんですが、内部もすごいんですよね。
階段とかエレベーターホールとかの細かいところが。
多くの人はあまり気にしないんじゃないかと思うけど。
こちらのサイトとかが結構詳しい。
『次の写真へ』をクリックしていくといろいろ見れて楽しい。

いやぁ良いですね、ヴォーリズ。
神戸の旧居留地38番館とかも彼の作。
素晴らしいです。
ヴォーリズ厨になってしまいそうです。


あとやっぱり大阪の建築で欠かせないのは辰野金吾。
大阪市中央公会堂や旧日本銀行大阪支店などは彼の作品。

大阪市中央公会堂日本銀行大阪支店









これもホレボレする。
あとシェ・ワダ高麗橋本店の建物とかもね。
すごいっす。
あの東京駅も彼の手によるものですが、この人の設計する建物は外観が重厚。
グワァーッとしてる。
赤レンガに白い縞模様というのがなんかイイです。
大正ロマンって感じがして。
辰野金吾厨になってしまいそうです。


あと中之島といえば中之島図書館。
設計は野口孫市。

大阪府立中之島図書館








美しいなぁ、ホントに。
見事としか言いようがない。
これが住友家の個人的な寄付で建ったってのが驚きです。
でもこの門からは出入りできないんですよねw


大阪にはこういったモダンな建築物がたくさんある。
これらは1925年前後、大阪市の人口が東京を抜いて世界第6位となり、
「大大阪」と称された時代に建てられたものが多く、
煉瓦や石造りのため大阪空襲の戦災からも免れ、今もその姿を残している。

しかしやはり時の流れには逆らえず、解体やら建替え予定のものも多いそうです。
阪急百貨店も建替え中ですしね。
(あのステンドグラスが美しいコンコースは残るといいなぁ。)


そんなわけで、大阪市内には観光地がなくUSJぐらいじゃね?とか思われがちですが、
こういったレトロでモダーンな建築物がたくさんあります。
神戸の旧居留地や京都の三条通りみたいに「一カ所に集まってる」というわけではないけれど、
でも、それだからこそ、その街を散策して「目当ての建築物を訪れる」という楽しみがあると思います。

この本を片手に中之島・船場エリアからミナミの辺りを散策するのもかなり面白いと思うよ(´・∀・`)

このエントリーを含むはてなブックマーク

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/shuhey1973/50949772
この記事へのコメント
わあ!これいいっすねー。かなり萌えますw
大阪にこんなに近代建築が残ってるなんて知りませんでした。
機会があったら(時間あるときに)散策してみます(笑)
Posted by chacha at 2007年11月28日 00:36
chachaさんはこういうのに萌えるお方でしたかw
でもいいでしょ、これ。
萌え要素の多い本だと思いますw

こんなのもありますよ→http://www.tourism.city.osaka.jp/machiaruki/tokusyu02.html
Posted by シウヘイ at 2007年11月28日 01:02
有名どころじゃなくてもキタには結構こういう建物が
点在してますよね。
重厚でいいんですけどシェ・ワダは非常に入りにくい。
まぁ入る機会もないですけどww
Posted by ナカハラ at 2007年11月28日 09:55
>ナカハラさん
結構多いですよね、梅田とか堂島あたりから船場ぐらいまで。

シェ・ワダは入りにくいですよねー。
建物のせいなのか、お値段のせいなのか。
きっとお値段w
Posted by シウヘイ at 2007年11月28日 13:45