来年3月にスタートする新ACL(アジアチャンピオンズリーグ)に、Jリーグから4クラブがシードされることが3日、分かった。韓国のKリーグ・金元東(キム・ウォンドン)事務総長(51)が明かした。来年から1次リーグを東西アジアに分けて実施し、全32クラブが出場。日本と韓国には最大の4枠が与えられる。5月のアジアプロリーグ特別委員会で最終的な調整をする。
まぁ去年ぐらいから言われてきたことだけれども、あらためてAFCの中の人が明言した模様。
変更の内容は先日の川淵コラムで書かれてたこととほぼ同じ。
参加チームは今年の「リーグ3位までと天皇杯覇者」ってことだけど、
リーグ戦の上位チームが天皇杯も獲る可能性は十分に高いのでリーグも終盤になると4位争いも注目を集めそうだ。
で、今回の大改革で何が良いかって、4チーム参加もいいんだけど
1次リーグの各組上位2チームまでが決勝トーナメントに進出できるところ。
まぁ現行制度の方がちょっと特殊だったんだけど
これで少しは落ち着いたグループリーグになるのかな。
「限られた国のみ出場」という制度と相まって“紛れ”みたいなものは少なくなりそう。
チームの地力みたいなものは発揮されやすくなるというか。
その他にも変更はいろいろあるっぽい。
こちらの記事の下の方とかにも。
http://www.the-afc.com/jpn/articles/viewArticle.jsp_165576933.html
新AFCチャンピオンズリーグへの参加クラブはフルタイムのゼネラルマネージャーもしくはCEOの雇用、さらに(1)競技、(2)技術、(3)ユース育成、(4)広報、(5)マーケティング、(6)財務、(7)アドミニストレーション、の各部署をそれぞれ担当する有能なスタッフを雇用することが必要とされる。
ガンバにはGMもCEOも両方いねえええ。
AFCカップ2008の優勝チームと準優勝チームはAFCチャンピオンズリーグ2009参加へのプレーオフ出場権を与えられる
ファイナリスト2チームに、プレーオフへの出場権とか。
じゃあもうそのファイナルをプレーオフにしちゃえばよくね?(´・ω・`)
あとAFCの、川淵会長へのインタビュー。
http://www.the-afc.com/uploads/Documents/jpn/cms/afc/Kawabuchi%20Interview-Pro-league.pdf
Q:現在のAFCチャンピオンズリーグと比較し、新ACLはどう変わるでしょうか?参加基準の中で、特にどの基準が、新ACLを大きく変えると思いますか?
A:新ACLは、競技面と金銭面で大きく変わります。競技面では、アジアの最も強い協会から勝ち上がった32チームが参加する大会になります。8グループでリーグ戦が行われ、グループリーグ2位までが次のステージに進むことが出来ます。決勝トーナメントは16チームで構成され、決勝戦は、ニュートラルベニューで1試合を予定しています。
これは決定ではないみたいだけれども、決勝戦一発勝負には俺は絶対反対。
絶 対 に 盛 り 上 が ら な い。
ヨーロッパじゃないんだから。
そのへんはもうちょっと考えてほしいですね。
というわけで、
・来年は10カ国の代表32チームが出場。
・1次リーグを東西アジアに分けて戦う。
・日本と韓国には最大の4枠
・西は中東の16チーム。
・東は日韓の各4に、中国3、オーストラリア2など含む16チーム。
・シードされない国のために、AFC杯を新設。
・AFC杯の決勝進出の2チームにはACL2009参加へのプレーオフ出場権を付与。
・賞金総額は20億円。(未定)
・決勝戦は中立地で1試合(未定)
こんなとこでしょうか。
そんな感じのACL2009。
なんとなく形が見えてきましたね。