2010年04月25日

第8節 FC東京戦

ガンバ大阪 2−0 FC東京


思い出したのは2年前の浦和戦。
あの5.17だ。
遠藤のリーグ戦での途中出場はあの試合以来2年ぶりだという。
試合後のゴタゴタが記憶に強く焼き付いてはいるが、あの時も途中から入ったヤットがゲームを決めた。
ガンバの3点目となった美しいゴール。


この東京戦、前半は何もさせてもらえず酷い有り様。眠い内容だった。
できることと言えば守ってカウンターというトホホな内容。
しかし野戦病院なガンバですからこれはもう仕方がない。中盤から前のメンツは明神、武井、二川、安田、大塚、宇佐美。個々の能力は確かでも、このメンバーでいつものようなブ厚い攻撃が可能かと言えばさすがに苦しい。見る目の比較対象が“黄金の中盤”になってしまうので尚のこと劣って見える。見えるだけでなく実際効果的な攻撃もできず。フタは相変わらず良かったと思うがいかな名手・二川と言えどもサポート少ない中では厳しい。
ここはなんとか隙を見つけてゴールへと繋げたいところ。

ところが後半に入ってゲームはひっくり返る。武井に代わって遠藤、大塚に代わりルーカス。
タメを作れるヤットが入ったことによって攻撃に厚みがでた。起点も作れるようになった。さすがヤットだなと言わざるを得ない。
コンディションも万全じゃなくパスミスがあったりしてどうなることかと思ったが、キッチリと仕事するあたり、やはり回路が違うということか。

1点目はルーカス。
フリーになった瞬間に放ったシュートが無回転。
なんでも前日にジェルソンGKコーチや松波コーチと一緒に居残り練習をしていたそうだが、その結果がいきなり出たというわけだ。
すごいなルーカス。
漫画みたいだな。

そして75分。
フタからのパスを受けた宇佐美がルーカスへ。(ちなみにこの時の宇佐美のトラップが超絶に上手すぎて濡れたw)
リターンパスに走り込んだがパスが少し長く、キーパーに弾かれた。
こぼれた所にいたヤットがもう一度返して宇佐美がこれを押し込んでネットを揺らす。

宇佐美はこれがリーグ戦初ゴール。
記念すべきゴールを目撃できて幸せだ。
まだまだ足りないところがある宇佐美だけれども、確実に成長してきてる。
守備だとかボールのないところでの動きだとかJでのスピードだとか当たりだとか。
伸び代をたっぷり残してる17歳。
それでこれだけの結果を残しつつある。やはり未来を期待せずにはいられないな。

そしてもう一点触れておきたいのが星原だ。
この試合がデビュー。
ここまで良いとは思いもよらなかった。平井とはまた質の違うスピードで可能性を感じるプレーを披露しまくってた。
いいわー、星原。
右サイドでファウルをものともせず抜けたところを、審判がアドバンテージ取らずに笛吹いたもんだから叶わなかったが、もしあれ笛がなかったらGKと1対1になって決めてたよなぁ。
まったく空気の読めない審判だw


これでリーグ戦ホーム初勝利。
嬉しすぎワロタ。
「ラララララー オオオオオオー エーネロブルー フォルツァガンバエー」も歌えたし。

そして久しぶりのワニナレナニワ。
試合後の仙石さんによる「万歳三唱」も久々すぎて素で忘れてたわ。
遅ればせながら順位もジワリと上げてきた。
上とはまだまだ差があるけれども。
怪我人が戻ってきたら戦力的にもう一段上のレベルにいけそう。
最高だよガンバ大阪。


このエントリーを含むはてなブックマーク

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
残り全部勝ちたいです。











追伸、ジェルソン絶対中東いってほしくない!!
Posted by エース殺し at 2010年04月26日 15:41