2010年09月27日

第24節 川崎フロンターレ戦

川崎フロンターレ 1−2 ガンバ大阪


面白いゲームだった。
川崎との試合はおもしろくなることが多いように思う。
去年のベストゲームにもホームの川崎戦を僕は挙げましたけれども、昨日のこの試合も十分に今季のベストゲーム候補だ。
ひとつひとつ細かい所を見ていけば気になるところというか物足りない部分もありますけれども、全体として見れば両チームの良い所よく出た好ゲームだったと思う。



先制はガンバ。
12分。
ショートコーナーからの遠藤のクロスを高木?が中に折り返して中澤が頭で決めた。
お見事です。
2試合連続。
なんかザッケローニも見に来てたということで、代表へみたいな記事もありますけれとさすがにそれはどうだろうw
まぁ選ばれたら嬉しいのだけれど。

で、このゴールに関して川崎の選手からキーパーチャージだろ、審判よく見ろよ的なコメントも聞こえてきますけれども、あれはどう見てもボール落下点に先に入ったのは中澤で、キーパーの方が遅れてきてたので、あれは正当な競り合いの中での接触だと思いますよ。
でもすごいタンコブだったね。
ちょう痛そう。


先制はしたものの、川崎相手に失点しないなんてのはあんまり考えられませんから、まぁどこでやられるかみたいな覚悟はしてましたけれどもそのシーンは意外と早く、前半21分に訪れた。
川崎のDFラインからのロングボールが黒津に通る。
抜け出した黒津に何とか高木が追いすがるものの交わされてシュート。
これが藤ヶ谷の手の先をすり抜けてゴール。
惜しいな。
これで1-1。
ちなみにこの日の藤ヶ谷は当たってたね。
1対1を3回ぐらい?止めててすげーなーなんて思いました。
ガンバは他にも惜しいチャンスがあったりして点は入りそうな感じはあったのだけれど、もうひとつ決めきれず。


後半もお互い譲らず拮抗した展開。
そんな中で追加点を決めたのはルーカスさん。
遠藤からボールが入り、マークをちょっと外してコースが空いたと見るや思いきって打ったシュートが相手DFの足に当たってゴール。
けっこう距離もあったけれども、この思い切りの良さがあのゴールを生んだと言えるでしょう。
打てば良いことあるものです。
で、これが決勝点となり試合終了。
いやー、ホントもっかいゆっときますけどこれは面白いゲームでした。
ガンバ勝ったし。


これで勝ち点を43まで伸ばして3位。
すごい。
春先にはあんなに不調だったのに。

ここまでを軽く振り返ってみますと、外国人選手がルーカス以外パッとせず(PJがユニを投げつけたのが遠く昔のことのようだ)、そのルーカスも7月に右足の親指を骨折して離脱。
4月には橋本も靱帯痛めて抜けたし。
最近では明神も。
そんな穴を埋めるにしても去年までベンチに名を連ねてた選手の多くをレンタルに出したのでいない。というわけでそれまでまったく実績のなかった若手を起用せざるを得なくなったわけだが、これが怪我の功名となり平井や宇佐美や武井の成長を促した。
試合経験を積むってことは本当にすごいことだなと。

で、今この順位。
よくそここまで立て直したものです。
やはりこれがチームの地力というものでしょうか。あまりの立て直しっぷりにあの時落とした勝ち点を今から拾いに帰りたいぐらいだ。
名古屋市瑞穂区あたりに落っことしたやつとか特に。


残り10試合。
気持ち良さそうに首位を走る名古屋との勝ち点差は「8」。
10試合で8。
なかなかに厳しい。
しかも明神不在、遠藤不調、宇佐美も抜ける、平井もキレがない。
追いつくのは不可能とは言わないがいろいろとあれだ。

でもゾクゾクしてくるわー。
やっぱりこうでないと。
お楽しみはこれからだ。





あとはちょっと昨日のスタジアムで試合前にあったというゴタゴタのこと。
報知の記事にもなってる。

■横断幕の注意でサポーター怒号…G大阪:Jリーグ:サッカー:スポーツ報知大阪版


詳細についてはよくわからないので、こんなことは書かないほうが良いのかもしれないけれども、やっぱり今回の件はクラブのやり方がよくないよなと。
ちょっとひどい。

■[10.09.23] 9/18(土)セレッソ大阪戦における誹謗中傷のバナーに関して


どんな苦情がどこから出たのか知らないけれども、前日の練習場から同じような段幕は出てたわけだし、当日も特に掲示をやめさせることなくいたクセに後になってクレームが来たからといって後出しジャンケンのように「該当者を処分します」だなんてそれはあまりにもひどくないか。
ブレまくりだろう。

まぁ時期的にスタジアム建設に向けていろいろとデリケートな時期でもあるし、スポンサーに対する外ヅラ的なことも考えたりしてるんだろうとは思うけれども、それにしたってちょっと神経質すぎだと思う。
そのうちブーイングすら禁止しそうな気すらしてくる。

まぁ、ああいうダンマクは確かに誹謗中傷になるんだろうけれども、スタジアムの中での相手に見せたわけでもないんだし。
内輪の隠語まで取り締まってどうしたいんだ。「セレッソを愛しなさい」とでもいう気なのか。
クレームなんて付けようと思えばいくらでも付けられるんだからいちいち謝罪なんかしてたらキリがないぞ。
ホントもうちょっとどっしり構えてほしいものです。

なんとなくそんなことを思った。

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この記事へのコメント
苦情はいろいろあったんでしょうが、特に親子連れでガンバを応援に来た人からの数が多かったんじゃないですかね。
自分もスタジアムであれを見た時レベルが低くて小中学生じゃあるまいしこんな事して何がおもしろいのかね?と思いましたからね。
あの内容だと子供の教育上良くないと思って親から苦情が出るのはしかたないでしょう。
子供が喜びそうな内容だもん

該当者を処分の件は今後同じようなことがあればということでしょ、今回の件はガンバの運営自体に責任があるわけで張り出した側に責任はないのだから。

個人的には内輪でやって喜んでるだけだから良いじゃないかと思うんですけど(ガンバの運営も多分同じ考えで黙認してたんだと思う)
その内輪からの苦情が予想以上に多くてこのような自体になったんだと思いますよ。

Posted by CL at 2010年09月27日 10:05
あの弾幕については私もよくないと思います

私達自らガンバの価値を下げる事になりかねませんからね

フロントの判断は当然だと思います
Posted by ヤット7 at 2010年09月27日 13:11
ガンバさんの逆転優勝あると思うす! まだ10試合あるし名古屋がこのままイクとは思えないす!
Posted by ロビー at 2010年09月27日 14:17
>CLさん
やっぱり多かったんですかねぇ。
まぁ個人的にはあんなもんにいちいち目くじら立てるなよとしか思えませんが。
子供の教育のためにサッカーやってるわけでもなし。
無菌室にでも入れとけって感じです。

>ヤット7さん
ちょっと僕の言葉が足りなかったかもしれません。
僕としてはダンマクの内容よりも、前日の練習場でも同じものを掲示していたのに後になって手の平を返したようにあんなリリースを出すクラブの態度がいかがなものか、ということが言いたいわけです。
フロントの判断は当然かもしれませんが、それならそうと最初から止めるべきじゃなかったのかと思うんです。
実際、禁止されたチャントなどは今回は歌うのをやめたりしてるわけですし。
ちょっと一貫してないよなぁと。

>ロビーさん
ありがとうございます!
ぜひ11月の対戦の時には勝ち点ください!w
Posted by シウヘイ at 2010年09月27日 14:37
私は、試合前のクルピ監督の発言に抗議をしないクラブもどうかと思います。

〜クルピ監督が挑発“ガンバは試合に来るの?”…C大阪〜
http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/soccer/jleague/news/20100918-OHO1T00075.htm

彼の発言は、「ガンバ大阪」というクラブの名前と吹田市に対する侮辱のように思います。

※個人的にはセレッソの大阪は「市」で、ガンバの大阪は「府」だと思ってますけど。
Posted by ふみぞう at 2010年09月28日 12:22
私も思います!
アカンのやったら、その場で注意しろよ!って。
後になってよくあんなリリース出せたなぁと思いますね。

それに、そんなにギャーギャー言うような内容じゃないでしょー。┐(´д`)┌
Posted by S子 at 2010年09月29日 11:59