2010年12月14日

第34節 清水エスパルス戦

もう10日も前の事だけど、今日行われた試合かのようにシレーッとブログに書いてみる。


清水エスパルス 0−3 ガンバ大阪



最終節。
前節までのガンバの順位は3位。
2位鹿島とは勝ち点59で並び、4位セレッソとは1差。
ACL出場権を取るためにはどうしても3位には入りたいところ。
というよりも、2位に入りたい。
リーグ優勝はできなかったけれども、それだったらせめて敗者の中ででも1番になっときたい。次善の願い。
ガンバは今まで2位になったことないし。
97年(エムボマがいた年)と、02年(西野監督1年目)の2ndステージにそれぞれ2位になったことはあるけれども、年間の順位としては未だなし。
3位多すぎだもんね。


とういうことで試合。
現地の人の感想では、選手たちは試合前みんなリラックスしているように見えたとのこと。
ここのところ試合の立ち上がりがまずく、早い時間帯に失点をしてしまうことが多かったが、この清水戦ではそういうこともなく上手くゲーム運びができていたと思う。
清水もホームでのラストゲーム、しかもこの試合が最後となる監督や選手のためにも是が非でも勝ちたい試合であったろう。
だからこそガンバとしては先に点を奪って主導権を握りたいところ。

そうして始まったゲーム。
13分。
早々と試合が動く。
この試合がJリーグ出場通算200試合(!)となるルーカスが相手DF陣が味方同士の接触で混乱する中、落ち着いてボールをゴールに蹴りこむ。
1-0。
このゴールは嬉しかった。
ルーカスには絶対にゴールを決めて欲しかった。
リーグ戦最後となるこの試合で、いつものあの笑顔をもう一度見たかったのだ。
そのルーカスが貴重な先制点を決めてくれてこの試合の目的は半分達成されたような気がする。俺的にw
このゴールに繋がるミチのボールも良かったねぇ。スパーンと小気味の良い弾道でした。

そしてその後の2点目。
ゴール前、ルーカスがボレーを試みるが相手DFに当たって跳ね返ったところにいたのが武井。
どフリー。
武井はこれを思い切りよく蹴りこんでプロ初ゴール。
嬉しそうだったねぇ。
今年、明神が怪我をした時期に出番が回ってきてチャンスを掴み、以降、出場機会も増えて今年はすごく成長したと思う。
それに対するご褒美のように目の前に転がってきたルーズボールをキッチリ決めた。
これからも頑張れ。応援してる。

ゲームはこれで2-0。
時間的にも素晴らしい追加点だった。


後半になって少し清水に押し込まれるが何とかしのぎ、逆にカウンターから追加点を奪う。
またまたルーカスから。
この日の得点全部に絡んだね、ルーコン。
右サイドを駆け上がった佐々木に綺麗に通るロングパス。
佐々木はこれをそのまま持ち込みズバッと切り返して清水DFを置き去りにしたその刹那、左足での見事なコントロールショットでネットを揺らす。
本当に見事なゴールだった。
気持ち良かった。スカッとした。

ゲームはこのまま3-0で終了。
ガンバは勝ち点3を積み上げ、山形に引き分けた鹿島を抜いて2位。
ガンバ大阪初めてのRunners-Up。

18勝8分け8敗。
勝ち点62、得点65、失点44。

数字だけを見れば立派なものかもしれないが、優勝した名古屋に10ポイントも差を付けられたこと、落としてはいけない試合で勝ち点を落としたこと、そして何より、シーズン前に掲げたリーグとACLの2冠という目標のどちらのタイトルも獲れなかったこと。
これはいただけない。

確かに春先は選手のコンディションも整わず、外国人選手もアテが外れ、一時は17位まで順位を落とした中で2位まで持ってきたのはすごいことかもしれない。
宇佐美や平井、武井などが計算できる戦力となるまでに成長を促したことも評価できると思う。
でもやっぱり物足りない。
リーグ優勝したかった。
ACLのR16城南戦でのあんな采配で負けたくなんかなかった。
大いに不満である。
それなのになんだこの妙な達成感はw

もうホントに今季は謎である。
評価の難しいシーズンになってしまった。


まだ天皇杯が残ってます。
ガンバはここ3シーズン、毎年タイトルを獲っております。
今年は何もないというのは寂しいのでどうぞよろしくお願いします。

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この記事へのコメント
天皇杯3連覇すると思います
Posted by エース殺し at 2010年12月14日 23:48
未来から来ました


天皇杯三連覇おめでとうございます

☆彡☆彡☆彡
Posted by nana at 2010年12月15日 08:08