2011年06月05日

宇佐美の移籍について。

もはや旧聞に属する話かもしれないが、いちおう個人的に思うところをログとして残すという意味でダラダラと書き留めておく。
たぶん大したことは書けないと思う。




6月2日の未明から2chでは紙面の写真などが出ていたが、Web上での記事として最初の報道はこちら。

 サッカー日本代表FW宇佐美貴史(19)(G大阪)が、ドイツ1部リーグの強豪バイエルン・ミュンヘンに移籍することが1日、決定的になった。



続いて同じ読売グループの報知がもう少し詳しい内容で伝える。

宇佐美、7月バイエルン移籍!8月デビュー…G大阪:Jリーグ:サッカー:スポーツ報知


この2紙が他に先んじて報じたわけだが、こちらの「飛ばしかもしれんし…」という考えをはねつけたのがバイエルンと読売が提携しているという事実。
むむむ…という感じ。
実際、時間の経過とともに他紙も後追いで報じ始め、翌日には金森社長自身が交渉を認める内容の記事が出てきた。

 サッカーの日本代表FW宇佐美貴史(19)のドイツ1部リーグ、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)への移籍について、所属するG大阪の金森喜久男社長は3日、「向こうに(条件を)投げかけている」と話し、バイエルン・ミュンヘン側の返答待ちであることを明らかにした。



こうやって社長が認めているあたり、移籍自体はもう確実なのだろう。
宇佐美の万博ラストゲームは広島戦あたりか。
いつかは出て行くだろうと思っていたから「行かないでくれ」的な感傷はまったくない。
まぁ誰が出て行こうがいつもないのだけど。


移籍に伴う違約金に関しては、今の宇佐美の年俸、実績の少なさなどを考えてもあまり期待できないんではないかと思ってる。
もちろん3億円ぽっちの端金ではなくガッツリ取って欲しいとは思うが、将来性や可能性という漠然としたものへの対価としてバイエルンがどれほど金を出すのか。
先方はかなり宇佐美に惚れ込んでいるようだけども、だからといって簡単に財布の紐を緩めるような甘い相手ではないだろう。
ガンバ側の交渉力次第となりそうだが、そこの部分がいささか、どころか大いに心許ないので下手に買い叩かれたりしないかと不安になる。
新スタの屋根の1つにでもなれば良いのだけれど…。


あるいはキャッシュという形ではなく、バイエルンとのパイプやコネ、という無形のメリットを得るというのでもいいかなとも思う。
金は少なくてもいい、そんかわり良い選手がいたら紹介してくれとか、指導者を育成したいからそっちに留学させてくれとか、ユースチームを遠征させてくれとか、仕事する  優  秀  な  強  化  部  長  を紹介して下さいとか。
そういう繋がりを得ることで長期的な利益を享受するというのもアリなような気はする。
でも「バイエルンと提携」と言えば浦和やセレッソの例があったと思うんだけど、両チームは効果としては何かいいことあったんですかね。


しかしすごいチームからオファーが来たもんだな。
UEFAのクラブランキングで現在4位だもんな。

uefa_club_ranking2011

http://www.uefa.com/memberassociations/uefarankings/club/index.html


過去には稲本のアーセナルというのがあったけれども今回の宇佐美は確実に超えたよな。
もう今後これを抜くことはなかなかないんじゃないか。
すごい話だ。

しかし、だからこそ今回の移籍については誰もが注目している。
国内最高と言える1つの若い才能が真のビッグクラブへ移籍するにあたってクラブはどれほどの条件を設定するのか。
今後の海外移籍に関して1つの基準となるだろう。
そこでガンバ大阪は売り手としてどのような結果を残すのか。
ホント注目ですね。



しかしあれだな。
以前、サポミで社長が「ユース出身選手はクラブに対する愛着もあるし年俸なども抑えられるし獲得の為の資金も必要ないから安上がりな面もある」というようなことを言っていた(と僕は記憶している)けども、こうやって海外移籍が増えてくるとそういうメリットが逆に作用してしまい、高い違約金を取れない1つの要因になってしまっているような気がして何か複雑だな。
リーガやプレミア、ブンデスなどのリーグを持つごく一部の国以外は、大なり小なり「選手を引き抜かれる側」に立つことになるわけだけども、こうやってサッカービジネスのヒエラルキーにそれなりに組み込まれてしまうと「育てて売る」というビジネスモデルも難しいもんだよなと感じてしまう今日この頃。
売るのはいいけどこっちにもリーグがあって戦っていかないといけないわけだしね。
Jのクラブも難しい舵取りを迫られるようになっていくんだろう。


で、ガンバについてはとりあえず今シーズンのこれからが問題だ。
19歳とは言えスタメンの選手を1人引き抜かれるわけだ。
戦力ダウンは否めない。
否めないというかめちゃくちゃ大きい。
そこをどうやって補うつもりなのか。
ここ数年、補強に関しては失敗続きのガンバ大阪強化部には改めてしっかりと仕事をしてもらいたいと願うばかり。
どうぞよろしくお願いします。

まぁいずれにしてもはっきりしたことはキリンカップから本人が帰ってきてからの公式のリリースでということになるのでしょう。
今はただ巣立つ雛を見守る親鳥の心境で「せっかくだから宇佐美使ってくれよザック」という感じでキリンカップを楽しみにしたいと思います。


宇佐美ドイツ行って大丈夫かな。
人見知りしそうだもんな。
でもまぁ頑張って。
応援してる。

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この記事へのコメント
初めてコメントを書かせて頂きます。ヨロシクお願いします。


レッズに関しては分からないですけど、セレッソに関していうと、”バイエルン流選手評価法””藤井純一””梶野智強化部長”なんかのキーワードでググってもらうとよく分かると思うんですけど、効果はあったみたいです。

一番の恩恵を受けたのが、日本ハム・ファイターズというオモシロ現象を起こしているんですが・・・。


なので、バイエルンと近しい関係が築けるのならば、多少違約金が安くても、そちらの方が良いのではと思っています。

ただ、セレッソよりも緊密な提携関係を結んでいたはずのレッズが然したる成果を出せていないので、こちら側の担当者の能力次第の部分が大のように思えて、今の強化部長が担当者になるのならば、然したる成果を上げることもなく終わりそうな不安も感じるんですけどね。
Posted by デュース at 2011年06月06日 01:16
堂々たるクラブチームからのオファーなので、とりあえずは良かったかなと思っています。
ご本人はかなり自信を持っているようですが、フィジカル面など通用するでしょうか?不安です。
Posted by るあ at 2011年06月06日 02:55
>デュースさん
はじめまして、コメントありがとうございます。
セレッソに関してはいろいろ効果があったんですね。
ただ、仰るとおりやはり活用する側の意識や能力による部分も大きそうですが。
何か繋がりができたとして、今のガンバは大丈夫なんだろうかw

>るあさん
個人的にはフィジカルに関しては日本人はあまり勝ち目はないと思うので、それ以外の部分で勝負するしかないだろうなーと思います。
日本代表がフィジカルで去年のワールドカップを勝ち進んだわけではないように。
まだまだこれからの選手ですしね。
期待したいと思います。
Posted by シウヘイ at 2011年06月06日 09:09