2011年09月20日

第26節 横浜F・マリノス戦

横浜F・マリノス 1−1 ガンバ大阪


見応えのある首位攻防戦でした。
納得のドロー。
なんか戦前は「最強の矛」vs「最強の盾」の対決なんて煽られてましたけど、個人的にはいまいちそのフレーズにはピンと来なかったんですよね。
で、それは何でなんだろうと考えてみたんですけども、僕自身がガンバの攻撃のことを「最強」と思ってないからじゃないか、という結論になりまして。
ちょっと語弊がありますけど。

なんか普通なんですよね、僕にとって。
ガンバの攻撃力が。
それが基準というか。
だからそれを今さら「最強」と言われても「???」という感じ。
自分が基準にしてるものをそこが最高ランクですよと改めて言われても戸惑っちゃいます。
まぁでも試合が始まる前に「どうせどこかで点は入るだろう」なんて思えるというのは幸せなことですね。
ガンバ脳こわい。


そんな感じの横浜F・マリノス戦。
先制されたときはアチャーなんて思いましたけども、このままで終わるとも思えなかったし実際そうなった。
横浜としてはプラン通りだったろう。
先制して、あとはしっかり守りきる。
その自信もあったかもしれない。
ハーフタイムの木村和司の「やろうとしている事が出来てきている」というコメントからもそれは窺い知れる。
確かに横浜の守備は固かった。
看板に偽りなし。
あの守備があればああいうサッカーを選ぶのも納得である。
中澤の強さはさすがと言わざるを得ない。

しかし、それでも破るのが今のガンバ。
髪を切ったばかりの藤春からのクロスをラフィーニャがヘッドで決める。
ラフィーニャ頼もしすぎワロタ。

藤春はここ数試合先発で出てますけど、あの積極性はいいですね。
あんま上手くないけどw
まだまだ物足りなし、このまま下平が戻ってきたらベンチかなーなんて思いますけど自分の長所を矯めることなく伸びていって欲しい。
良いものは持ってるんだから。


個人的に試合として一番面白かったのは1-1になってからでした。
勝ち点3をもぎ取るためにあの手この手でボッコボコに殴り続けるガンバに対し、中央にしっかり守備ブロックを作ってガードをする横浜。
ここは本当に見応えがあった。
両者の持ち味が良く出た時間だったと思う。

ここでかつてのガンバならそんな横浜のカウンターでスコーンとやられてしまいそうなところ。
ガンバあるある。
でもこの日はそんなこともなく大人な感じの落ち着きぶりだった。
まぁ本当のところは試合間隔の差で横浜の選手がよりバテてたってことかもしれないけれど。

繰り返しになるけども本当に見応えのある試合でした。





これでガンバは勝ち点54で首位をキープ。



54 ガンバ
53 柏
52
51 横浜
50 名古屋
49
48
47
46
45
44
43
42
41 仙台
40 鹿島
39



残り8試合。
勝ち点計算にはまだ早いが、18〜20積めればいけそうな感じ?


さて、次週は甲府戦。
アウェイでは逆転負けをくらったのでホームではしっかり勝っておきたい。
シジも万博に来るらしいし、いいとこ見せたい。

優勝争いをする終盤戦てちょう楽しい。

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