2011年12月07日

第34節 清水エスパルス戦

nihondaira
清水エスパルス 1−3 ガンバ大阪


本当にガンバ大阪の魅力溢れるゲームだった。
西野朗がこだわり、貫き通してきたものが凝縮された90分。
ずっと観ていたいと思った。
優勝するつもりだったけれどもそれに届かなかったので悔しい気持ちはある。
あるけれども納得してる部分の方が大きい。
それは選手たちがこの試合で気持ちのこもったプレーを見せてくれたのもあるし、最後までガンバ大阪のスタイル貫き通してくれたからなのだろうと思う。
勝ち点70で優勝できないなら仕方ないという思いもある。
いずれにしても、このゲームで見せてくれたガンバ大阪のこの10年の集大成とも言える姿に僕は感動していたのだ。
最後の笛が鳴ってからも名残惜しくてしかたなかった。

フタのファンタジーや藤春の勢い、スンヨンの茶目っ気、明神の熱いプレー、遠藤の調子が悪いながらも普通に見えて普通じゃないプレー、そしてハッシーとどの選手も素晴らしかったけれども、中でもこの試合ではグノのプレーが圧巻だった。
前線からボールを追い、攻撃に転じると何度も動き直してボールを引き出し、時には中盤にも顔を出し、ボールを受ければ軽やかなターンとパワフルなドリブルでゴールへ向かう。
結果2得点1アシストという大車輪の活躍ぶり。
今年1年を通してグノは頼もしかった。素晴らしかった。
今季のMVPは決まりだろう。
グノだけではなく他にもいろいろあるがすべて素晴らしかった。
失点シーン以外は。

試合後、西野と明神がお互いを労うように握手をして肩を組んで歩いてるのを見て涙腺が緩んだ。
なんだろうな、この気持ち。
感謝とか喜びとか悔しさとか淋しさとか。でも「ありがとう」って気持ちが一番強いかな。
いつもそればっかだけど。




この試合をもってガンバ大阪の2011年シーズンは終わったわけだけど、1年を通して振り返ってみれば21勝7分け6敗、勝ち点70、78得点51失点という成績。
なかなか立派だと思う。
常識破りなペースで失点と勝ち点、繰り返しますけど失点と勝ち点を同時に重ね「なにこの奇跡のチーム…」と思わせたシーズン序盤。
今年さらなる活躍が期待された宇佐美と新戦力アドリアーノの主力2人を失い、この先どうすんのよと思われた夏。
万博での神戸戦後の帰り、唐突に新加入が発表されたラフィーニャが驚くほど早くチームにフィットして勝ち点を重ねた秋。
そして最終節。

武井の充実やスンヨンの良い意味での裏切り、藤春&川西の大卒ルーキーコンビなど予想以上に楽しめた。
いろいろと混乱のあった2011年シーズンではあったけれども、最終的には優勝争いをして上位に着地できるというのはやはり10年間の積み重ねが土台としてあるからこそなのだろう。
しかしだからこそ、ACLのR16での3年連続敗退(ダービーでの敗戦付き)、2年連続無冠という結果に限界を感じたりもするのだけれど。


これからガンバは久しぶりに長いオフに入る。
開幕まで3ヶ月。新チーム始動まで2ヶ月。
それまでガンバ不足に耐えられるだろうか。
そのあたりはガンバサポは訓練されてないからな。

西野監督も退任し、選手も大幅な入れ替わりがありそう。
2012年は新しいサイクルが始まるのだろう。キラキラの思い出が詰まった10年紀が終わり、新たな幕が上がる。
ちょっとの間、感傷に浸ったら来たるべきシーズンに向けてまた顔をテッカテカにするのだろう。
それまでは「ら」の話や新スタ話に盛り上がりつつほんの少し休憩。

ガンバ大阪の皆さんお疲れ様でした。
ありがとうございました。  

Posted by shuhey1973 at 23:34Comments(2)TrackBack(0)

2011年10月23日

第30節 モンテディオ山形戦

モンテディオ山形 0−5 ガンバ大阪


遠藤が扁桃炎で発熱し欠場となったこのゲーム。
どうなることかと思った立ち上がりだったけれども徐々にペースを掴み、しまいにはその遠藤の不在が感じられないほどの展開。むしろ先週よりよかったぐらい。

ポイントとなったのは2つ。
前半9分の山形のシュートを藤ヶ谷がナイスセーブしたやつと、3点目となった後半15分の藤春のゴール。

山形にフリーで打たれまくりでヒヤヒヤした前半立ち上がりだったけれども、そんな中で右サイドから展開され山形の8番が中央からシュート。
これがなかなか良いコースだったんだけど藤ヶ谷が見事な横っ飛びでナイスセーブ。
GJでした。
ここで先制されてたら負けるとは思わないけどここまでのスコアにはならなかったように思う。
勢いづかせなかったという意味でもこれは大きかった。


そして後半15分。
CKをはじき返してからのカウンター。
ラフィーニャ→グノと渡って最後は長い距離を走ってきた藤春が決めた。
これは見ていても気持ちのいいゴールだったし、そろそろ3点目を取って安心したいなというところで決めてくれた嬉しいゴールだった。
藤春はこれがプロ初ゴール。
決めたあと、どこに走ればいいの分からない感じだったのが初々しかったw
全然関係ないけど藤春を「ヒロキー!」って呼ぶ人を見たことがない。


このあと、ラフィーニャと川西も決めて夢スコ達成。
1点目のスンヨン→フタのゴールも素晴らしかったし、2点目のグノのゴールも美しかった。
グノは最近また調子いいですな。
しかしまさかこんなに取るとは。
今季通算得点も71に伸ばし、あと4試合あれば2005年の82ゴールも越えそうな勢い。
(70点台はガンバだけだなーと思ったら60台すらいなかった。)
http://www.jsgoal.jp/ranking/j1.html






昨日は試合見ながらTwiiterでみんなと喋りながらって感じで見てたんですが、途中で「柏が広島に負けてるー!」とか「大宮が名古屋にリードしてる!」とかガンバに風が吹いてる感じで盛り上がってたんですけど結局終わってみればそんな風全然吹いてなくてワロタ。
他に頼っちゃダメです。
でも面白かった。


というわけで残り4試合。
来週はなんで空くんだったっけ。
ナビスコか。
残り全部勝ちたい。  
Posted by shuhey1973 at 10:41Comments(0)TrackBack(0)

2011年10月03日

第28節 浦和レッズ戦

ガンバ大阪 1−0 浦和レッズ


20周年記念試合。
記念すべき1993年5月16日の開幕ゲームと同じこのカードは、奇しくもスコアまでまったく同じでガンバが勝利。
Jリーグ通算300勝。
聞くところによると150勝目も浦和さんだったそうで。
ご縁がありますなぁ。


試合の方は気持ちのこもった良い試合でしたけれども決定力がアレで1-0という夢のスコア。
でもスコア以上に完勝だった。

裏に抜けるようなパスが多かったように感じたのは永田さんメルマガを試合直前に読んだせいではないだろう。
『足元、足元が多すぎる』という監督の指示通りスペースに出して2トップを走らせ、中盤も顔を出すことでチャンスを増やす。
実際上手くいってたと思う。
ラフィーニャの決定的なやつとか他にもいくつかあったけども、ああいうのを決めてれれば3-0とか4-0ぐらいいけてたっぽい気もするけど。
ラフィーニャは今は波に乗れてないだけで1本決めたらまた勢いに乗りそうなので頑張って欲しい。

グノのゴールは良かった。
遠藤の絶妙スルーパスをグノが落ち着いて決めた。
あれでもみんなオフサイドと思ったんじゃないか?w
グノは相変わらず頼りになる。
来年もいてください、よろしくお願いします。

それにしても浦和さんどうしちゃったのというぐらい怖さがなかった。
いい選手が揃ってるんだからもっとやれそうな気もするけど。
他サポながら心配になるレベル。
大丈夫っすか。


これで勝ち点57でまだ首位キープ。
だけど残りは名古屋、山形、鹿島、新潟、仙台、清水。
厄介な相手ばかりだな。
全然気が抜けない。
でも楽しい。




アンセムも新スタも何の発表もなかったけれども、20周年記念試合ということでこの日はイベントも盛り沢山。
ガンバボーイがなんか神様みたいな格好してて寒そうだったし(肌出しすぎ!)、ヘリからボールを落とすのもグダグダだったし。


http://www.youtube.com/watch?v=1trN5V3XhSw

これはひどい。
まぁゴール裏から見てても仙石さんのカウントダウンが明らかに合ってなかったもんな。
「10!9!」の時点で絶対無理ゲーだと思った。
そら浦和サポにやり直せコールされるわ。
たぶんヘリのパイロットも「ちょwww打ち合わせと違うwww」とか思ってたんじゃないだろうか。
でもこういうのも含めてガンバ大阪。
「キッチリ」とか「完璧」とかそういう概念はあんまりないです。
たぶん。
「うっかり」とか「グダグダ」とかそういうのは売るほどありますね。


そんなこんなな記念試合でした。
Jリーグバブルな開幕ゲームの入場者数は19,580人だった。
しかし20年目のガンバはバブルなどに頼らずとも20,053人の観客を集められるまでになった。
紆余曲折があったけれども、Jリーグもクラブも着実に成長している。
そしてこれからも前に進んでいくだろう。
どんな歴史を刻んでいくのか。
一緒に歩んでいく方としても楽しみです。  
Posted by shuhey1973 at 13:43Comments(2)TrackBack(0)

2011年09月20日

第26節 横浜F・マリノス戦

横浜F・マリノス 1−1 ガンバ大阪


見応えのある首位攻防戦でした。
納得のドロー。
なんか戦前は「最強の矛」vs「最強の盾」の対決なんて煽られてましたけど、個人的にはいまいちそのフレーズにはピンと来なかったんですよね。
で、それは何でなんだろうと考えてみたんですけども、僕自身がガンバの攻撃のことを「最強」と思ってないからじゃないか、という結論になりまして。
ちょっと語弊がありますけど。

なんか普通なんですよね、僕にとって。
ガンバの攻撃力が。
それが基準というか。
だからそれを今さら「最強」と言われても「???」という感じ。
自分が基準にしてるものをそこが最高ランクですよと改めて言われても戸惑っちゃいます。
まぁでも試合が始まる前に「どうせどこかで点は入るだろう」なんて思えるというのは幸せなことですね。
ガンバ脳こわい。


そんな感じの横浜F・マリノス戦。
先制されたときはアチャーなんて思いましたけども、このままで終わるとも思えなかったし実際そうなった。
横浜としてはプラン通りだったろう。
先制して、あとはしっかり守りきる。
その自信もあったかもしれない。
ハーフタイムの木村和司の「やろうとしている事が出来てきている」というコメントからもそれは窺い知れる。
確かに横浜の守備は固かった。
看板に偽りなし。
あの守備があればああいうサッカーを選ぶのも納得である。
中澤の強さはさすがと言わざるを得ない。

しかし、それでも破るのが今のガンバ。
髪を切ったばかりの藤春からのクロスをラフィーニャがヘッドで決める。
ラフィーニャ頼もしすぎワロタ。

藤春はここ数試合先発で出てますけど、あの積極性はいいですね。
あんま上手くないけどw
まだまだ物足りなし、このまま下平が戻ってきたらベンチかなーなんて思いますけど自分の長所を矯めることなく伸びていって欲しい。
良いものは持ってるんだから。


個人的に試合として一番面白かったのは1-1になってからでした。
勝ち点3をもぎ取るためにあの手この手でボッコボコに殴り続けるガンバに対し、中央にしっかり守備ブロックを作ってガードをする横浜。
ここは本当に見応えがあった。
両者の持ち味が良く出た時間だったと思う。

ここでかつてのガンバならそんな横浜のカウンターでスコーンとやられてしまいそうなところ。
ガンバあるある。
でもこの日はそんなこともなく大人な感じの落ち着きぶりだった。
まぁ本当のところは試合間隔の差で横浜の選手がよりバテてたってことかもしれないけれど。

繰り返しになるけども本当に見応えのある試合でした。





これでガンバは勝ち点54で首位をキープ。



54 ガンバ
53 柏
52
51 横浜
50 名古屋
49
48
47
46
45
44
43
42
41 仙台
40 鹿島
39



残り8試合。
勝ち点計算にはまだ早いが、18〜20積めればいけそうな感じ?


さて、次週は甲府戦。
アウェイでは逆転負けをくらったのでホームではしっかり勝っておきたい。
シジも万博に来るらしいし、いいとこ見せたい。

優勝争いをする終盤戦てちょう楽しい。  
Posted by shuhey1973 at 22:05Comments(0)TrackBack(0)

2011年08月29日

第24節 ヴィッセル神戸戦

ヴィッセル神戸 0−4 ガンバ大阪


破壊の剣とおなべのふた(穴あき)で戦っていると言われたガンバ大阪が2戦連続完封。
すごいな。
おなべのふたでもやればできるんだな。
そしてどのゴールも素晴らしかった。
今のガンバは見ていてホント楽しい。


神戸には申し訳ないけどボーナスステージだったな。
神戸牛90分食べ放題。
昨日の神戸なら何回やっても負ける気がしない。
5戦無敗?とか何とか聞いてたので1茂木か2茂木ぐらいはやられるかなーと思っていたけど全然だった。
まぁガンバがノッているというのもあるけれど。

それにしてもホムスタは芝が最悪だった。
なんだあれは。

Q:チームの質の差を感じたというのは?
「個々の質ですね。やはりグラウンドの状態が悪く、イレギュラーなどする中で、ファーストコントロールのところで非常に神経を使ったと思います。後はパスミスであったりとか。うちに比べるとガンバは少なかったと思います。そういったところで、攻撃のリズムが作れなかったことに繋がったのかなと」


ホームチームの方がより苦しめられるって何の冗談だ。
身体を張ったギャグか何かか。
まぁホムスタの芝は昔から悪評高いけども今回もやっぱり酷かった。


あと審判もちょっと酷かった。
東城流しすぎ。

http://www.youtube.com/watch?v=ruKyyfJkNJw&feature=youtu.be&t=4m

なんだこれ。
目の前で見ててなんでこれでカードもなしなんだよ。

点が取れないイライラをすぐに表に出して荒いプレーをする大久保。
だからコイツ嫌いなんだよ。
いい歳していつまでたっても自制することを覚えない男。
馬鹿みたい。
フタも倒されたあとすぐ起きあがってスタスタスタ…じゃなくてもうちょっとアピールするとか何かないかw


しかしここんとこガンバの調子の良さ、というかすべてが噛み合ってるなという感じがすごくする。
ラフィーニャもこの試合、得点こそならなかったものの3アシストと好調、グノも素晴らしい、スンヨンも新たな一面を見せてくれている(not 変なダンス)。
佐々木も帰ってきたし、橋本の復帰も近いようだし。

あと若手の成長もありベンチも充実してきたように思う。
特に最近は武井の成長がめざましいすごい。
やはり周りに最高の手本がいること、試合経験を積めていることが大きいんだろうな。
明神と橋本を足して2で割って3をかけたような選手になってほしいななんて思ってる。




この7月8月の13試合を8勝4分け1敗という素晴らしい成績で終えた。
まさかここまでとはという感じです。
予想以上だわー。
ここ最近、ゴール裏に「いい夏にしよう」というステキな文句の書かれた素晴らしいゲーフラが掲げられていたけども、まさにその通りのいい夏になったと思う。
絵日記にしたいぐらい。


というわけで勝ち点もついに50に到達。
残り10試合。
いよいよリーグも終盤へ。
この見ていて楽しいガンバのままシーズンを駆け抜けて欲しい。  
Posted by shuhey1973 at 22:46Comments(0)TrackBack(0)

2011年08月22日

第22節 川崎フロンターレ戦

ガンバ大阪 6−3 川崎フロンターレ


9回もゴールが決まる試合なんてそうそうないと思うのだけれど、
なぜかガンバを普段から見ていると「よくあること」と錯覚してしまえるこの既視感は何。
というか6点取ったんだから3失点ぐらいでウダウダ言うなよなみたいな姿勢が大好きです。

この日雨の中万博に駆けつけた12,119人のサッカー好きはそういう意味では貴重な体験ができたと言えるのかもしれない。退場あり、PKあり、ハットトリックあり、な9ゴール。
10分に1回ペースで得点てたぶんサッカーのそれじゃないと思う。
チケット代以上のエンターテインメント。
万博最高。

内容的にはめんどくさいので割愛。
ラフィにゃんすごいとか交代で明神&二川が出てくる頼もしさは異常とか雨でもガンバの選手の技術はすごいとか家本先生最高ですとか藤ヶ谷さんゲフンゲフンとかいろいろあるんですけども、まぁ勝って良かったです。
なんかこれでガンバさんは首位らしいですよ。
すごいね。
早すぎる気がしないでもないけれど。


成績を改めて見てみると、13勝4敗5分けの勝ち点44という立派な数字。
(これは2005年の22節終了時点とまったく同じ数字らしい。スゲー。)

ほいで、得失点を見てみると22試合で得点55失点41というなんかワケ分かんない感じになってる。
得点はリーグトップ、失点はワースト3位。
1試合平均2.5得点1.86失点。
すごいな。
馬鹿だな。


日曜のサポミで社長が6-3のスコアについて「何なんでしょうねー(笑)」とか言ってたけどこれがガンバじゃないか。
サポもだいたい許容してると思うよ。
許容というか麻痺というか。
中毒か。
でも山本強化部長の「あんまり守備の練習してない」的爆弾発言にはさすがに笑った。
バラすなw
たぶんそうやろなーと思ってたけどバラすなw
でももうこのままずっといって欲しい。
それがガンバ大阪のカラーですよやっぱり。
大好きです。

今回の6得点でガンバ大阪は遂にJリーグ通算で最多得点チームとなり、前節名古屋戦では超メモリアルな通算1,000失点という前人未踏の偉業も達成していたため1機増えたそうです。
これでもう安心ですね。

Jリーグ:Jリーグデータ_1314022592111


http://www.j-league.or.jp/data/view.php?d=j1data&g=j1_0&t=t_table&y=2011


というわけで次は水曜日に柏戦。
2位相手なのでこれまた勝つとデカいです。
勝負どころですけども連戦連戦でしんどいですな。
  
Posted by shuhey1973 at 23:23Comments(0)TrackBack(0)

2011年08月16日

第21節 ダービー

セレッソ大阪 1−1 ガンバ大阪


当日は超快晴でこれでもかという日差しの中、開門までの待ってる間がしんどかったなぁ。
木陰があったのでまだマシだったけども。
長居スタジアムはムダに開放感が満点の万博と違って周りが遮られてる分風が通りにくいのか、熱がこもってる感じで試合中は本当に辛かったわー。
空気がどよーんと淀んでる感じ。
ガンバも新スタ建てる時は風通しとかをよく考えてほしいなーとか思った。

長居までは例によって電車ジャックに参加。
JR天王寺駅の阪和線ホームはガンバサポだらけで、鶴ヶ丘までの電車がほとんど青黒で埋まってた。
まぁ何人かピンク色の服を着たアレな人が乗ってきてたけれども、ああいうの苦痛じゃないんだろか。逆の立場だったらと想像すると俺には絶対無理だ。
しかし毎度こういうのになるとガンバサポの集まり具合はハンパないな。
関西4チームの中ではガンバサポは一番お祭り好きに違いない。
みんな大好き電車ジャック。




試合の方は、前日の練習でフタが怪我をしたらしく欠場。
どうなることかと思ったが、しかし前半はほぼガンバペース。
ラフィーニャがフィットしてきている感じもあったし、明神のボールの狩りっぷりも含め相変わらず素晴らしいプレーを見せてくれるなぁと言う感じで目立ってた。
フタが居ないことで単調になったりはしないかと思ったが、前半はそんなこともなくずっと攻勢。

すると30分ぐらい?
スンヨンがペナルティエリア内で倒される。
しかし主審扇谷、まさかのスルーっ……ありえないっ…!
あれを…流すっ……! 圧倒的スルーっ…!
   ざわ…  ざわ……
いや、もうね、主審が見えてないのは仕方ないとしてもそういう時のための副審なんじゃないのかと。
ちゃんと見て補完しあえよお前ら。
もういいけどもさ。

結局スンヨンはそのままベンチに下がる。
交代に入ったのは平井。
グノは2列目というか1.5列目っぽくちょっと下がった感じに。
前半は攻め込んでいただけに先制できていれば良かったのだが、0-0でハーフタイム。


後半になって、やっぱりガンバは殴られないと火が点かないのかなーなんて思ってたら、
セレッソのパスが綺麗に何本か繋がりあれよあれよという間にスコーンと決められた。
誰ですかあれは。
ボなんとかですか。
まぁあれは仕方ないよな。仕方ないというか決めた方が上手かった。

ガンバもそのすぐ後にセットプレーから取り返す。
コーナーキックを一度弾かれた後、再び足元に転がってきたボールを遠藤がゴール前に蹴りこむ。
綺麗な弾道を描いたボールに中澤が頭で合わせ1-1。

ここから畳みかけるように攻められれば良かったのだが、連戦の疲れとこの暑さ、そしてクルピのドローでOKという采配にしてやられて追加点を奪えず終了。
上位のチーム相手にドローでOKという判断はそれなりに理解はできるが、それをダービーの舞台でやってくるクルピという監督のしたたかさというか抜け目のなさというか打算というか。
3ヶ月前、一発勝負のACLでは延長なんて知ったことかとばかりに攻撃的なカードをバシバシ切ってきたことを思うと、やはりクルピは口では何と言おうと今回のダービーは34分の1と捉えてるんだなろうなと思った。
まぁプロの監督としてはそう思うのも自然だし全然アリだとは思うがうちの監督には絶対いらんなw





この試合の相手がセレッソでなかったならば、選手たちねぎらって拍手で迎えたかったところだが、やはりダービーは勝ってこそ。
「お疲れ様、いいゲームだったよ」という想いを胸の内にグッとこらえながらブーイングしといた。
ホントお疲れ様でした。


というわけでリーグ戦のダービーとしては1年5ヶ月ぶり2度目のドロー。



1995/05/03 (A) ●0−1
1995/07/19 (H) ○1−0 アレイニコフ
1995/09/30 (A) ●2−3 礒貝 2
1995/11/22 (H) ○4−0 ヒルハウス 平岡 山口敏 アレイニコフ
1996/05/18 (A) ○2−0 ヒルハウス 木場
1996/09/14 (H) ○2−0 松山 松波
1997/05/03 (A) ○2−0 クルプニ 松波
1997/08/23 (H) ○3−2 クルプニ 2 エムボマ

1998/03/21 (H) ●1−2 クルプニ
1998/09/15 (A) ●1−2 小島
1999/05/15 (H) ●1−2 ドロブニャク
1999/09/11 (A) ●1−4 小島

2000/05/03 (H) ○2−1 吉原 新井場
2000/07/15 (A) ○1−0 ビタウ
2001/04/07 (H) ○2−1 吉原 小島

2001/10/13 (A) ●1−2 吉原
2003/07/13 (H) ●0−2

2003/10/19 (A) ○2−0 マグロン 二川
2004/06/16 (A) ○1−0 中山
2004/10/02 (H) ○7−1 フェルナンジーニョ 2 山口智 大黒3 吉原
2005/05/14 (A) ○4−2 アラウージョ 2 大黒2  
2005/07/23 (H) ○4−1 アラウージョ 2 橋本 遠藤
2006/03/12 (A) ○6−1 フェルナンジーニョ 3 マグノ・アウベス 3
2006/09/09 (H) ○3−1 播戸 2 遠藤

2010/03/12 (A) △1−1 明神
2010/09/18 (H) ○3−2 宇佐美 中澤 安田
2011/03/03 (H) ○2−1 アドリアーノ 遠藤

2011/08/13 (A) △1−1 中澤  ← New!




ACLで負けて以来、来し方三月のモヤモヤを汚名とともに奴らに叩き返してやりたかったのだがそれも遂に叶わず今季のダービーも終了。
早くも来年のダービーが待ち遠しい。
なんかナビスコの準決勝で当たる可能性もあるようだけどどうなるか。




次は水曜日に名古屋戦。
ACLで延びてた試合でやっと順位から「暫定」の文字が消える。
これに勝てば単独首位という重要な一戦。
なのだが、武井が累積で出場停止、佐々木、スンヨンも怪我、フタはなんとかいけそうなのかな?
スタメンが読みづらい状況での大一番。
相手も勢いに乗ってるようで難しい試合になりそうだが、こういう厳しいところで勝ってこそ王者たるに相応しいチームになっていくというもの。
大いに期待したい。  
Posted by shuhey1973 at 21:18Comments(0)TrackBack(0)

2011年08月08日

第20節 アビスパ福岡戦

ガンバ大阪 2−0 アビスパ福岡


早くもJリーグは第20節。
そろそろ優勝争い候補は絞られてきたかというところ。
ガンバは1試合少ないながらも7月31日時点で4位。
失点数があれな感じになってはいるけども勝ち点差はそれほど離されず、まずまずといったところか。
アドリアーノや宇佐美といったスタメンクラスが抜けてどうなるかと思っていたが、他の選手の奮起もあり今後も楽しめそうな雰囲気。

そんな感じで勝負の8月に突入。
まずは新監督が就任したばかりのアビスパ福岡。
順位を元に予想すれば何も心配いらないはずなのだが、そこはガンバ大阪。
案の定ピリッとしない前半。
もっと点取れただろうとは思うが慎重に来た相手にしっかり合わせちゃう。
付き合い上手。
ほんとガンバには相手の強さとか関係ないなと思った。
相手が強ければ強いなりに、弱ければ弱いなりにパフォーマンスを上げ下げする。
まぁ暑い中の連戦続きですから、仕方ないのかなと思いますけども。
省エネ的に。

この試合では噂のラフィーニャが初の先発。
ラフィーニャ初めて生で見ましたけどもいやー、いいな。彼は。
ボール持ってる選手への絡み方とかスペースの見つけ方、使い方、視野の広さ、玉離れの良さ、しっかりした技術、ポストプレーやラストパスもそこそこそつなくこなす。
周りとの連繋はまだこれからな感じがしましたけども余裕で中東に目を付けられるレベル。
スーパーな感じはまだしないけれどもかなりのタレント。
山本が良い仕事したっぽくて軽くムカつく。

そしてグノも相変わらず切れてる。
素晴らしいな彼は。
この試合、記録上の得点こそなりませんでしたけれども2点目はあれもうグノのゴール。
運動量多く献身的な守備も見せてくれるし頼もしすぎます。
焼きそばヘアーかっこいい。

で、FWのこの2人が際立ってるのもあって平井の物足りなさが目立つ。
途中から出てきてあのプレーはないわー。
後半のあとにさらにあと45分あるとでも思ってんのか。
もっと追えと。
あと微妙に判断が遅いのが気になった。
ここぞという時のプレーの選択ミス。
もっと危機感持たないと。
みんな「お前はそんなもんじゃないだろ?」と思ってるよ。
それともそんなもんなのか?
これからに期待したいです。

あと交代で入った高木が地味に良かったなぁ。
ああいう選手をベンチに置いておかないといけないのはもったいない。


というわけでまさかの完封。
偉業を成し遂げたはずなのに「お、おう…」という感じにしかなれず正直どう喜んでいいのかわかりません。
というか別に嬉しくともなんともないw

リーグ通算1,000失点まであと2点。



さぁ、次はいよいよダービー。
弱い方の大阪生活とかもう飽きた。
こういうのはもうずっとあいつらに任せときたい。
勝とうぜ。  
Posted by shuhey1973 at 22:47Comments(0)TrackBack(0)

2011年06月05日

宇佐美の移籍について。

もはや旧聞に属する話かもしれないが、いちおう個人的に思うところをログとして残すという意味でダラダラと書き留めておく。
たぶん大したことは書けないと思う。




6月2日の未明から2chでは紙面の写真などが出ていたが、Web上での記事として最初の報道はこちら。

 サッカー日本代表FW宇佐美貴史(19)(G大阪)が、ドイツ1部リーグの強豪バイエルン・ミュンヘンに移籍することが1日、決定的になった。



続いて同じ読売グループの報知がもう少し詳しい内容で伝える。

宇佐美、7月バイエルン移籍!8月デビュー…G大阪:Jリーグ:サッカー:スポーツ報知


この2紙が他に先んじて報じたわけだが、こちらの「飛ばしかもしれんし…」という考えをはねつけたのがバイエルンと読売が提携しているという事実。
むむむ…という感じ。
実際、時間の経過とともに他紙も後追いで報じ始め、翌日には金森社長自身が交渉を認める内容の記事が出てきた。

 サッカーの日本代表FW宇佐美貴史(19)のドイツ1部リーグ、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)への移籍について、所属するG大阪の金森喜久男社長は3日、「向こうに(条件を)投げかけている」と話し、バイエルン・ミュンヘン側の返答待ちであることを明らかにした。



こうやって社長が認めているあたり、移籍自体はもう確実なのだろう。
宇佐美の万博ラストゲームは広島戦あたりか。
いつかは出て行くだろうと思っていたから「行かないでくれ」的な感傷はまったくない。
まぁ誰が出て行こうがいつもないのだけど。


移籍に伴う違約金に関しては、今の宇佐美の年俸、実績の少なさなどを考えてもあまり期待できないんではないかと思ってる。
もちろん3億円ぽっちの端金ではなくガッツリ取って欲しいとは思うが、将来性や可能性という漠然としたものへの対価としてバイエルンがどれほど金を出すのか。
先方はかなり宇佐美に惚れ込んでいるようだけども、だからといって簡単に財布の紐を緩めるような甘い相手ではないだろう。
ガンバ側の交渉力次第となりそうだが、そこの部分がいささか、どころか大いに心許ないので下手に買い叩かれたりしないかと不安になる。
新スタの屋根の1つにでもなれば良いのだけれど…。


あるいはキャッシュという形ではなく、バイエルンとのパイプやコネ、という無形のメリットを得るというのでもいいかなとも思う。
金は少なくてもいい、そんかわり良い選手がいたら紹介してくれとか、指導者を育成したいからそっちに留学させてくれとか、ユースチームを遠征させてくれとか、仕事する  優  秀  な  強  化  部  長  を紹介して下さいとか。
そういう繋がりを得ることで長期的な利益を享受するというのもアリなような気はする。
でも「バイエルンと提携」と言えば浦和やセレッソの例があったと思うんだけど、両チームは効果としては何かいいことあったんですかね。


しかしすごいチームからオファーが来たもんだな。
UEFAのクラブランキングで現在4位だもんな。

uefa_club_ranking2011

http://www.uefa.com/memberassociations/uefarankings/club/index.html


過去には稲本のアーセナルというのがあったけれども今回の宇佐美は確実に超えたよな。
もう今後これを抜くことはなかなかないんじゃないか。
すごい話だ。

しかし、だからこそ今回の移籍については誰もが注目している。
国内最高と言える1つの若い才能が真のビッグクラブへ移籍するにあたってクラブはどれほどの条件を設定するのか。
今後の海外移籍に関して1つの基準となるだろう。
そこでガンバ大阪は売り手としてどのような結果を残すのか。
ホント注目ですね。



しかしあれだな。
以前、サポミで社長が「ユース出身選手はクラブに対する愛着もあるし年俸なども抑えられるし獲得の為の資金も必要ないから安上がりな面もある」というようなことを言っていた(と僕は記憶している)けども、こうやって海外移籍が増えてくるとそういうメリットが逆に作用してしまい、高い違約金を取れない1つの要因になってしまっているような気がして何か複雑だな。
リーガやプレミア、ブンデスなどのリーグを持つごく一部の国以外は、大なり小なり「選手を引き抜かれる側」に立つことになるわけだけども、こうやってサッカービジネスのヒエラルキーにそれなりに組み込まれてしまうと「育てて売る」というビジネスモデルも難しいもんだよなと感じてしまう今日この頃。
売るのはいいけどこっちにもリーグがあって戦っていかないといけないわけだしね。
Jのクラブも難しい舵取りを迫られるようになっていくんだろう。


で、ガンバについてはとりあえず今シーズンのこれからが問題だ。
19歳とは言えスタメンの選手を1人引き抜かれるわけだ。
戦力ダウンは否めない。
否めないというかめちゃくちゃ大きい。
そこをどうやって補うつもりなのか。
ここ数年、補強に関しては失敗続きのガンバ大阪強化部には改めてしっかりと仕事をしてもらいたいと願うばかり。
どうぞよろしくお願いします。

まぁいずれにしてもはっきりしたことはキリンカップから本人が帰ってきてからの公式のリリースでということになるのでしょう。
今はただ巣立つ雛を見守る親鳥の心境で「せっかくだから宇佐美使ってくれよザック」という感じでキリンカップを楽しみにしたいと思います。


宇佐美ドイツ行って大丈夫かな。
人見知りしそうだもんな。
でもまぁ頑張って。
応援してる。  
Posted by shuhey1973 at 23:02Comments(3)TrackBack(0)

2011年05月25日

ACL Round of 16 ダービー

ガンバ大阪 0−1 セレッソ大阪


自分の中で「ダービーで負けること」と同じぐらい悔しい事って他に何があるだろうって考えたんだけども全然なかった。
そんくらい悔しさを通り越して絶望感しかないです。
セレッソに負けて今年のACLが終わった。


一発勝負のR16、ダービー、万博、なのにここで負けるかと。
しかもその負け方というのがグゥの音も出ないほどの完敗。
何もできずに終わった。
いや、何もできずにじゃないな。
「何もせずに」だ。

刀折れ矢尽きての敗戦ならまだ納得がいく。しかし、この試合はそうではなかった。
中2日と中3日の差があったのかどうか分からない。
61試合戦ったあの年のことを考えれば日程的なことは言い訳にはしたくない。
しかし事実として、ピッチ上には全然走れていないチームがあるわけだ。
3本と繋がらないパスと拾えないセカンドボール。
それなのに綻びの手当てをしないベンチ。
平井を入れたのは先制されてからという後手後手の采配。
そして交代枠を残して試合終了。

「延長なんて知ったことか」とばかりに思い切りよく後半頭から乾、倉田に替えて小松、中後を投入してきた積極的なクルピとはえらい違いだ。

しかもこういうことが同じR16の舞台で3年連続だ。
もうはっきり言ってここらへんが西野朗の限界なのではないか、一度や二度なら「こういうこともあるか…」と思えるが、これが三度となるとさすがにちょっとなぁ…と。
そういう気にさえなってくる。
経験豊富なはずの監督がこうまで同じようなことを繰り返すのは理解に苦しむ。
延長を考える必要があったのか?
なぜ90分で終わらそうとしない。
ホントに謎だ。


最近のガンバを見ていると漠とした不安を感じる。
地力の低下というか。
緩い下り坂を徐々に下っているような。
その低下をみんな肌では感じつつも、どこまで耐えられるかという我慢比べ。
そしてこれまで積み重ねてきたことの偉大さゆえに変われない現状。
しかし身動きが取れず誰にも止められないという不安感。
なんかそんな風なことを考えたりした。
これが絶望的な負けを喫したことによるネガティブな思考ゆえというだけなら良いのだけれど。


ダービーで負けるのは2度とごめんだ。


セレッソ大阪/●0-1 | 試合速報 | ガンバ大阪オフィシャルサイト  
Posted by shuhey1973 at 23:55Comments(0)TrackBack(0)

2011年05月22日

第12節 アルビレックス新潟戦

ガンバ大阪 2−1 アルビレックス新潟


久しぶりに開門前からの万博。
キッコフの7時間前に万博にいるってどうなのよ。他にやることないのか。
でもそんなのが楽しい。いつもの仲間とだべりながら美味G横丁を堪能するとか最高です。Jリーグを満喫してるって感じがする。
初めて食べたけどチャオチャオ餃子のお店の「韓国風ピリ辛唐揚げ(400円)」ってのが超美味しかった。
写真とかはないです。撮るの忘れた。
でもあれはオススメ。
今度ガンバドッグとかも食べてみよう。


えー、試合の方はほぼガンバペース。
だがしかし、試合の展開としてはいささかしんどいものだった。
でもその中でしっかり勝ち点3を獲れたことは大きい。

まずこの試合でひときわ目立っていたのが宇佐美。
迷いが吹っ切れたかのような積極性を見せて生き生きとしてたな。
再三ドリブルで仕掛けていくプレーは見てて本当に楽しかったです。
左SBに武井が入ったことも大きいだろう。
後ろを任せられるので攻撃に意識を持っていけたという部分もあるだろうし、この2人の左サイドでのバランスはとてもよかったと思う。
当分左SBは武井に任せても良いんじゃないだろうか。

スタートからずっと主導権は握れていたのでこれは先制点早いかもなと思っていたけども、さっそく8分。
左に流れてボールを受けたイ・グノがドリブル突破で仕掛けてボールを中に入れる。
マークを外しながらボールを受けたアドリアーノがこれを落ち着いて決めて1-0。
素晴らしいです。

アドリアーノは今季これで5点目か。
だけども正直言って僕はまだアドリアーノに対する評価が定まらないでいる。
上手いのかどうかよく分からないところもあるし、簡単な1対1を外したりもするし。
レアンドロっぽさとバレーっぽさが同居してるようなイメージ。
まぁでも長いシーズン、これからも期待です。

試合の方はこのあとフタがハイボールを競った時に額を切って流血。
すっごいボタボタ血が流れてたな。

bloody_futa


5針縫ったようだけども、24日のダービーには間に合うとのこと。
まぁ無事でよかったです。
脳震盪とか内部での出血とかではなくて。

代わりに佐々木が入ってそのままフタの位置へ。

1点なんてガンバの場合はリードのうちに入らないのでさっさと追加点を取ってもらわないと困るんですけどーなんて思ってたら、DFの連繋ミスからボールを奪われてえっ?という間に失点。
言わんこっちゃない。
ガンバの守備は基本的に縦ポンとかセットプレーとかカウンターとかそういう抜き打ちテストにはめっぽう弱いしどんなチームにもゴールをプレゼントしますのでご希望の方はコチラまでご応募ください発表は発送をもって代えさせていただきますみたいな失点でワロタ。
ほんと気前が良くてこっちも失点に対する感覚がマヒしちゃってます。


決勝ゴールはまたアドリアーノ。
チャンスはあるもののなかなか決めきれない中、ゴール前中央でボールを受けた宇佐美が思いきりの良いシュート。
これをGKが弾いたところにアドリアーノが詰めて2-1。
新潟を突き放す。
ドローかなと思ってジリジリしていた時間だったのでこれは嬉しかった。
やっぱ打たなきゃダメだって。
シュートを打った宇佐美はグッジョブでした。
もうあれは半分ぐらい宇佐美のゴールだったなw


というわけで、終わってみれば完勝と言っていいゲームでした。
リーグ戦の失点記録も継続中。
この記録を止めるのはどのチームなのか!

そんな感じで火曜日に向けて弾みがついた。
連勝はやっぱ気持ちが良いですね。

最後になったけど山口に鶴。
早くよくなれ。


アルビレックス新潟/○2-1 | 試合速報 | ガンバ大阪オフィシャルサイト
  
Posted by shuhey1973 at 23:06Comments(0)TrackBack(0)

2011年05月13日

ACLグループステージ第6節 天津泰達戦

ガンバ大阪 2−0 天津泰達


すっごい雨の中、遠藤のFKと宇佐美のPKで勝利。
あれほどの雨は久しぶりのような気がする。
ナビスコで家長が無双だった浦和戦とかマグノがハットを決めた京都戦とかを思い出さずにいられない。
そしてそれでも水たまり1つできない万博のピッチ、屋根のない観客席。
泣ける。


前半からチャンスは作れていたが最後のツメが甘くなかなかゴールをこじ開けられない。
いつかは入ると思いながらもなかなか入らない。
ああ、もどかしい。ゴールが遠い。
嫌な流れ。
これでスコーンとやられて負けてしまうというのはよく聞く怪談話。
怖ろしや。
前半のうちに先制しておきたかったが、ジリジリしたまま0-0で45分が過ぎた。

後半に向けてのポイントとしては攻撃のテコ入れだ。
悪くはないがもうちょっと違った、別の角度からのパンチ的なものが欲しい。
この日のベンチには平井・川西が入ったが、監督のチョイスはやはり宇佐美。
ここのところ調子が悪いと判断されて途中交代やベンチスタートとなっているが、プレーの内容としてはさほど悪いわけではない。
むしろ平均以上だと思う。
西野の課すハードルが高いのだろう。

で、その宇佐美をどこに入れるのかと思ったら、スンヨンに代えて3-4-3のトップ左。
これで劇的に変わったということはないんだけど、やはり枚数が増えたことで圧力は増した。
一方の天津は試合を殺しに来てた。
派手にこけ、無駄に痛がり、プレーを遅らせる。
が、決して悪いチームではなかった。
身体を張った守備やカウンターなどは十分に脅威だった。

そんな膠着状態の中で次の手を打とうとした矢先に得たFK。
いい位置。
これを遠藤が見事に決める。
コース、スピードともに完璧。
あのネットが揺れて水しぶきが飛んだ瞬間は最高だった。
豪雨の中ずぶ濡れになりながら集まった馬鹿8,000人に対する最高のご褒美だったな。

勝てば1位抜けが決まるという大事な試合でしっかりと決めてくれた遠藤。
「フォルツァ ヤット 俺たちの夢を乗せ」
という彼のチャントを歌いながら、実に彼にピッタリの歌だなとしみじみ思った。


そのあと相手FKのクリアからのカウンターで、平井が抜け出しGKと1対1。
平井がキーパーを交わそうとしたところ手で引っかけられてPK獲得。
相手GKは1発レッドとなって退場。
交代枠を使い切っていた天津はフィールドプレイヤーがキーパーを務めるも、止められるはずもなく。
遠藤に「お前が蹴れ」と言われたらしい宇佐美がこれを落ち着いて決めて2-0。
ここでホイッスル。
4年連続グループステージ突破。
1位抜けは2008、2009に続いて3度目。
第2節アウェイ天津戦、第3節アウェイ済州戦で負けた時はどうなることかと思ったけれども、勝ち抜けできて本当によかったです。
おめでとうございます。
ACLはやっぱ楽しいな。





というわけで、Round of 16はダービーと相成った。
去年の12月の組み合わせ抽選のときはもしかしたらあるかも…?なんてチラッと思ったが本当に実現するとはw

ゆっとくけど、これはただのダービーじゃないからな。
同じ地域をホームとする2チームが、2チームとも前年のリーグで3位以内に入り、
翌シーズンの本大会でもグループステージで2位以内となり、
そうしてやっと実現するというスペッシャルなダービーなのだ。
そんじょそこらのダービーと一緒にしてもらっちゃ困る。

ガンバサポもセレッソサポもこの一戦には誇りを持って臨もう。
優勝までの過程としての1試合じゃない。
リーグ戦のダービーとも違う。
他のJのチームがまだ経験したことのないゲームを俺らは戦うのだ。
舞台はアジア。
そこでダービーを戦えるという喜びとこの試合の重みを噛みしめながらキックオフの笛を待ちたいと思う。
これ以上の楽しみはなかなかない。
俺たちは幸せ者だな。

まぁでも俺たちが大阪さということでひとつ。



天津泰達(中国) /○2-0 |試合速報 | ガンバ大阪オフィシャルサイト  
Posted by shuhey1973 at 00:26Comments(0)TrackBack(0)

2011年04月28日

ガンバ大阪審判別成績&警告数

@JQTSさんとこで審判に関して興味深いエントリーがあったので、
今回はそのネタをパクってインスパイアされて、僕は審判別の警告数を数えてみた。
それぞれ1試合あたりどれぐらいイエローカードを出すかですね。


集計したデータはあちらと同じく今季のリーグ戦2試合と、08年から10年の国内の公式戦(リーグ戦、ナビスコカップ、天皇杯、ゼロックス杯)、計130試合で集計。
ソースはガンバ大阪オフィシャル。
http://www.gamba-osaka.net/game/result.html

オフィシャルのはずなのになぜか「このデータはホントに正確なのか?」と思ってしまうがとりあえず信用することにするw
天皇杯の試合かなんかで審判の名前とかが空欄のままのがあったぞ。
なんで公式サイトが空欄のままほっとくんだよw
その試合はカード0だから良かったけども。


judge_gamba









https://spreadsheets.google.com/ccc?key=0Am1VMOuNDH-DdGZ3TFZMWGcycXFWc0dueWFrRmVfaXc&hl=en#gid=0


ガンバを担当した試合だけじゃその審判の傾向というかクセというか、そういうのが見えにくいので一緒にその人の1シーズン通しての平均警告数も並べてみた。
それぞれの審判の「2010年Jリーグ1試合平均警告数」についてはこちらのサイトのデータを引用させていただきました。

審判を分析する ’10 J1リーグ戦版|データからもみるサッカー

素晴らしいブログですね。


で、結局のところどうなのよ?と見てみると、意外なことに勝率ではそれほど悪くはない鍋島、高山、西村の3人が1試合平均の警告数ワースト3だった。
1試合あたり2枚前後のイエローをガンバに対してお見舞いしてくれてる。
過去3年130試合でのガンバ大阪全体としての平均が1.36枚なので、
鍋島2.40枚、高山2.00枚、西村1.75枚というのは比較的カードを多く出す審判と言えるかもしれない。

しかしガンバを対象とした試合だけではなくJリーグ全体を見た場合、それぞれの審判の警告数を見てみると高山、西村はリーグ平均以下。
ガンバに対してだけ厳しいというよりも、どのチームに対してもこんななんだろうという感じだ。
ガンバが警告を受ける回数自体が少ないのでチーム平均が低くなってしまい、それで相対的に多く出してるように見えるのかもな。

だが鍋島、お前はダメだ。
リーグ全体を対象にした数字でもJリーグ平均を上回り、ガンバに対しても過去3年でワースト。
2010年はガンバの試合で1度も笛を吹いてないが、できたら関わりたくないと思える数字だ。


逆に、J全体に対してはよくカードを出すのにガンバに対してはあまり出さないという審判もいる。
岡田正義(J平均3.90枚 ガンバ平均1.14枚)、吉田寿光(J平均3.63枚 ガンバ平均1.27枚)といったあたり。
このへんは何でなんでしょうかね。
相性なんでしょうか。
よくわかりません。
でも勝率を見るとこの2人は最悪なんですよね。
まぁこの人らに関わるとカードは少ないけど負けが多くなるという意味で、「アホの審判」という評価はそのまま確定でいいかもしれないw


あと目に付いたところでは家本、柏原あたりでしょうか。
イエモッツについてはガンバサポはあまり悪い印象はないと思うけども、データとしてもそれは表れてる。
カードは少なく、試合結果の方もここ2年は無敗。
ジョージは個人的には何となくすごく悪いイメージがあるんだけれども全然そんなことはなく、
無敗な上に1試合平均1.16枚という菩薩のようなジャッジぶり。
ありがとう、ありがとう。

レッドカードに関しては、イエロー2枚での退場が松村、吉田が1回ずつ、1発レッドが東城、佐藤が1回ずつでした。
そんな感じ。


しかしまぁ何というか、退場の記録とか今見ても「あいたー」とか思うし警告がこっちばっかり多かったりするといまだに腹が立つな。
09年はなぜか知らんがカードが多かったし。
とりあえず余計な警告で出場停止とかアホらしいですから、審判とうまく折り合いをつけてカードをもらわないようにしたいものです。
カレーの食べ過ぎに注意。


以上レポっす。  
Posted by shuhey1973 at 09:12Comments(0)TrackBack(0)

2011年04月21日

ACLグループステージ第4節 済州ユナイテッド戦

ガンバ大阪 3−1 済州ユナイテッド


2週間ぶりの公式戦。開幕戦のダービー以来の万博。
ACLはここまでグループステージ1勝2敗の3位。R16進出のためにはもう勝ち点は落とせない。
そんな大一番の済州戦。
GSは短期決戦、ノックアウトラウンドは1発勝負。そういう常にギリギリな感じがACLの醍醐味ですよね。
リーグ戦にはない面白さ。

まぁ勝てて良かったです。
内容的にはそれほど良いと言えるほどのものでもなかったし、代表からレンタル中の遠藤さんはイマイチどころかコパ・アメリカに向けて調整中な感じ。
まぁろくにオフも取れなかった疲れが実戦の少ない変則日程の今になって出てきてると思いたいですが。


スタメンはこんな感じ。



   アド    グノ

宇佐美         二川

    遠藤  明神

下平  山口  中澤  スンヨン

      藤ヶ谷




加地さんが右臀部からハムストリングにかけての部分を痛めてたってことでスンヨンが右SB。
相変わらず怖い。

アドリアーノの2ゴールも良かったけど3点目の武井のゴラッソがもう本当に素晴らしかったな。
感動した。
2点差以上で勝ちたかった試合で、2-1の場面であのゴール。
最高でした。

あとね、もうなんというか先制しても2-0になっても「失点はするからあと1点は要るな」「せやな」みたいな会話してそれが当たり前な感じになってるガンバのゴール裏がもう大好きです。
ガンバサポはセーフティと思える点差のハードル高すぎw


試合が終わったあと、済州の選手たちがガンバゴール裏(と言ってもホーム側のペナルティエリアあたり)に挨拶に来てくれたのが印象的だった。
ああいうのは初めてかも。
どのチームに対してもやってるのか震災のこともあってのことなのか分からないけれども、あれは素敵でしたね。
やってるサッカーも個人的には好感持てるしいいチームだなと思いました。



というわけでガンバはグループ2位に順位を上げた。
メルボルンが天津に勝ったおかげで1位との勝ち点も縮めることができた。
残り2試合。
負けられない戦いが続きます。



済州ユナイテッド(韓国)/○3-1 | 試合速報 | ガンバ大阪オフィシャルサイト  
Posted by shuhey1973 at 22:36Comments(0)TrackBack(0)

2011年03月29日

チャリティマッチ。

ガンバ大阪 2−2 神戸ヴィッセルさん


3月11日のあの地震から2週間がたち、どうにか開催までこぎ着けたチャリティマッチ。
選手、スタッフ、その他この日の試合の為に関わった大勢の皆様、時間のない中本当に大変だったと思います。
お疲れ様でした。
非常に良いチャリティマッチだったと思います。

チャリティのイベントというのはいつだってどこかしら言葉にできないもどかしさみたいなものがある。
被災地の方々のために何かできることはないだろうか、こんなことやってて良いのだろうか、もっと他にやりようがあるのではないだろうか等々。
自分たちができることをやれば良いと頭では分かっていても、それが本当に正しく「自分にできるベストなこと」なのかはその時はわからなかったりする。
たとえ選択肢は限られていると分かっていてもまだ何かあるんじゃないかと考える。
特に今回、関西においては節電にさほど協力できるわけでもなく、物が不足するわけでもなく、できることと言えば本当に寄付・募金と献血ぐらいなものだ。
自分の無力さを感じる日々です。


そんな中で行われた今回のチャリティマッチ。
サッカー見て楽しんでる場合かと不謹慎厨に怒られそうだが、セルジオも言ってる通り被災を免れた僕らが怖れずに試合を楽しむことこそが正しい姿だと思う。
彼らの分まで経済を回すという意味でも。

まぁネタバレすると日本は復興することになってますので、みんなで頑張っていきましょう。



で、試合の方なんですが、これがどっちがメインなんだっていうぐらい前座試合が面白かったです。
吉本の芸人+ガンバ大阪OBチームの「GO!JAPAN!」vsスキマスイッチの常田さん率いる「SWERVES」の15分ハーフ。
誰が出てくんのかと思ったらSWERVESの方にはなんとマラドーナが出てきた。
あー、見たことあるわー。1986年ぐらいに見たことあるわー。
あれたぶん本人だったんじゃないかな。
短パンの短さがそのまんまだったなw
最高でした。

ガンバOBの方は前もって発表はされてたけども、やはり實好・木場のDFラインとかスピードスター小島とか松波の襟とか、そういうのを見るとテンション上がった。
松波だけに襟が付いてたのはホント嬉しかったw
しかもその松波のゴールまで見れて最高でしたね。
もうこの前座だけで2,000円の価値あったと思う。
良いもの見れました。



で、メインの試合。
まぁ何というか遠藤と加地さんがいないとこうなるという典型的な試合というか。
内容的にはそんな感じ。
あとスンヨンはサイドバックでは使えないなと思った。

先制ゴールを決めたのは佐々木。
宮城県出身の彼はこの2週間とても辛い思いをしてただろうなと想像する。
その彼がゴールを決めて、被災地にわずかばかりでも彼の思いを届けることができたのは良かったと思う。
あのアンダーシャツには目頭が熱くなった。


でもそんなチャリティマッチでもしっかり失点するのがガンバさん。
さすがです。
しかもゴールこそ決められてないですけどまた茂木にやられてたりします。
何なんだろね。
もうホント万博での神戸戦はあんま勝てる気がしない。




とまぁそんな感じのチャリティマッチでした。
楽しかったです。
入場者数は14,693人。
集まった募金は4,505,412円。
すごいわー。

あとはあの缶バッジ。
デカすぎw
もうちょっと手頃な大きさにはできなかったかw

缶バッジ



ニュースリリース | ガンバ大阪オフィシャルサイト
試合速報 | ガンバ大阪オフィシャルサイト  
Posted by shuhey1973 at 00:26Comments(1)TrackBack(0)

2011年03月06日

第1節 ダービー

ガンバ大阪 2−1 セレッソ大阪


今年もいよいよJリーグ開幕なのに、しかも万博でのダービーなのに行けないなんて悔しすぎてハンカチ噛みしめながらテレビ見てました。
みんな楽しそうで超うらやましい。


一言で言えばガンバとセレッソの成熟度の差が出た試合かなと。
この時期なのでどちらも新チーム、連携はまだ拙い部分があるが、しかしガンバは同じ方向性でずっと継続してやってきた分、一日の長がある。
メンバーが変わっても「ガンバのサッカー」というものがあり、それを共有することが出来るのでブレることがない。核となるもの、スタイルと言ってもいい。
それを体現するのが遠藤や二川、橋本、明神といった中盤の選手たちなのだが、今年は橋本、明神が怪我で出遅れているものの宇佐美や武井といった若手がその穴を埋め、埋めるどころかまた違った魅力を見せてくれて上手く融合しつつある。
そこにアドリアーノという“ガンバに合う”有能なFW、そして去年より遥かにフィットし始めたイグノ。
今年のガンバは底が見えない。
個人的に「ガンバ史上最強」と思っている2007年前半のチームを超えそうな予感すらある。
それほどの期待があります。


スタメンはメルボルン戦と一緒だが布陣は4-2-3-1。



     アドリアーノ

宇佐美   二川   グノ

    遠藤  武井

下平 山口  正也  加地

      藤ヶ谷




セレッソの守備(というか茂庭)が案外固く、遠藤がPKを失敗するなど焦れったいところもあったが開幕戦としてはいい内容だったと思う。
思えば去年は名古屋を迎えての1-2の敗戦。
かなりフラストレーションのたまる試合だった。
あれに較べれば今年は遥かに良いゲームだった。


とにかく90分通してフタがキレキレだった。
随所で絶品のプレーを見せて楽しませてくれる。
去年の開幕戦もフタは神がかってたが、この日も大車輪の活躍。
ノッてる二川さんはもう誰も止められないな。
49分あたりだったかな?アドリアーノへのパスとか超しびれた。


先制は65分。
フタのスルーパスから下平がセンタリング。
アドリアーノが頭で決めて1-0。
古巣のセレッソに早速お見舞い。

あの場面、セレッソの守備は整っていたのだが、下平が左サイドでボール持ったときにフタがフリーでスペースに走り込んできた。
あれが効いた。
ああいう、局面を打開する力というか「ゴールするためにはここをこうしたら良い」ということが見えているかのようなフタのプレーにはいつもメロメロになる。
鍵の開け方が分かってるんでしょうな。
鳥肌が立ちます。

フタから下平のあのパスが本当に素晴らしかったし、下平のピンポイントで合わせたクロスもお見事。
そしてもちろんアドリアーノのヘッドも素晴らしかった。


そのあと倉田に決められたけどあれはまぁなんというか仕方ないというか。
仕方なくはないんだけど、藤ヶ谷もあんだけ目の前にガンバのDFがいたら逆に防ぎにくいわな。
まぁ失点はお約束ということで。


そして76分の遠藤のビューティフルゴール
宇佐美から始まる一連のプレーがもう本当に素晴らしく美しかった。エロかった。

まずフタが縦に走り込んで相手を3人ぐらい引きつけつつスペースを作り、宇佐美からのパスを引き出す。
それに合わせるように宇佐美からフタへのスルーパス。
もうこの時点で勝負あった感じだ。
あれは宇佐美も会心のスルーパスだったんじゃないだろうか。

そしてその空いたスペースに遠藤が入り、イグノからフリーでボールを受ける。
あの場所で遠藤に時間とスペースを与えてはもうおしまいだ。
なぜあそこでセレッソは必死に間を詰めないのか謎。
甘いよ。


そのあとスンヨンのもったいないシュートもあったり、前半の遠藤のPKが止められたりしなければもっと楽だったんだろうが、そうは上手くいかなかった。


セレッソに関しては、守備については茂庭を初めとして安定してると思う。
ただガンバの攻撃が遥かに上回っていただけで。
たぶん守りには自信があるんだろう。
でも中盤から前が迫力不足。あんまり怖くなかった。
ピンパォン?彼が何度か単騎で侵入してきたけれどもそれだけのような。
後半乾を下げて播戸を入れたのは何だったんだろう。
あそこはピンパォンと替えた方が良かったんじゃなかろうかと外野ながらに思ったり。

それにしても播戸のあのパーマは何だ。
笑かし作戦か。
真剣勝負なんだからもっと真面目にしろw


しかしまぁセレッソも簡単な相手じゃなくなってる気はする。
ACLに出て経験積んで、自信なんか付けたらけっこう面倒な相手になったりするかもしれない。
でももちろんまだまだ全然負ける気はしないし、何度やってもやっぱりガンバには敵わないということを見せつけるだけですけども。
かつて西澤が言ったように「一生負け犬」のままいてくれていいよ。


セレッソもこれから伸びそうだけどもガンバの方がより多く伸び代を残してると思うし、このサッカーの純度を高めていけば必ずリーグタイトルを手にできると思う。
それだけの破壊力を秘めてるチームだと思う。
そんなことを思った今回のダービーだった。



セレッソ大阪 /○2-1 | 試合速報 | ガンバ大阪オフィシャルサイト
  
Posted by shuhey1973 at 23:10Comments(3)TrackBack(0)

2011年03月03日

ダービーです。

今週末に向けていよいよダービー!っていう感じがしないのはなにゆえか。
ダービー特有の前のめり感がまだあんまりない。
何というか開幕戦にダービーとか何考えてんのっていうぐらいダービーの無駄遣いな感じがする。
もっと他にあるでしょうとか思うんだけど。

でももう言っても仕方ないのでこのモヤモヤ感はあの桃色チームにぶつけたい。
八つ当たりです。


というわけでこれまでのあらすじ。


1995/05/03 (A) ●0−1
1995/07/19 (H) ○1−0 アレイニコフ
1995/09/30 (A) ●2−3 礒貝 2
1995/11/22 (H) ○4−0 ヒルハウス 平岡 山口敏 アレイニコフ
1996/05/18 (A) ○2−0 ヒルハウス 木場
1996/09/14 (H) ○2−0 松山 松波
1997/05/03 (A) ○2−0 クルプニ 松波
1997/08/23 (H) ○3−2 クルプニ 2 エムボマ

1998/03/21 (H) ●1−2 クルプニ
1998/09/15 (A) ●1−2 小島
1999/05/15 (H) ●1−2 ドロブニャク
1999/09/11 (A) ●1−4 小島

2000/05/03 (H) ○2−1 吉原 新井場
2000/07/15 (A) ○1−0 ビタウ
2001/04/07 (H) ○2−1 吉原 小島

2001/10/13 (A) ●1−2 吉原
2003/07/13 (H) ●0−2

2003/10/19 (A) ○2−0 マグロン 二川
2004/06/16 (A) ○1−0 中山
2004/10/02 (H) ○7−1 フェルナンジーニョ 2 山口智 大黒3 吉原
2005/05/14 (A) ○4−2 アラウージョ 2 大黒2  
2005/07/23 (H) ○4−1 アラウージョ 2 橋本 遠藤
2006/03/12 (A) ○6−1 フェルナンジーニョ 3 マグノ・アウベス 3
2006/09/09 (H) ○3−1 播戸 2 遠藤

2010/03/12 (A) △1−1 明神
2010/09/18 (H) ○3−2 宇佐美 中澤 安田



リーグでの通算成績はガンバ大阪の17勝8敗1分。
相変わらず強い方の大阪ですなー、ガンバさん。
メルボルンの監督みたいにもうダービーやりたくないよぐらいなこと言わせたい。

ところが今日になって加地さんが左膝負傷のニュース。

 G大阪の元日本代表DF加地亮(31)が、5日のJリーグ開幕戦(対C大阪、万博)を欠場する可能性が浮上した。5―1と快勝した1日のACL初戦(対メルボルン、万博)ではフル出場したが、その中で左膝を負傷。2日、大阪・吹田市内のクラブハウスを訪れると「ひねったような感じです」と話し、検査のため病院へ向かった。



なんてこったい。
毎年春先に怪我人が出るな。
「こんなこともあろうかと」とこういう事態を想定して補強をしておくのが強化部の仕事だと思うのだけれども、今年も相変わらずガンバは右SBのバックアップを補っておりません。
土曜日はキムスンヨンを充てるのかもしれないけれども、こないだのメルボルン戦を見ると前目に置いてイグノとセットで使わないのはもったいないと思ってしまうしな。
スポニチには高木を使うかもという記事もあったりする。

開幕準備OK!ベテラン高木が実戦復帰  ― スポニチ Sponichi Annex サッカー


明日になればまた新たな情報が出てくると思いますが。
まぁ普通に加地さんスタメンで出てきたりする気がしないでもないけど。
どうなるんでしょうか。


最後に西野監督の今日のお言葉。

「殴られたら殴り返すというのではなく、殴り続けたい」



なんというドS。
殴り続けたいてw
名言だな。
本当は「両手ブラリしか知らないので殴られる」が正しいような気もするがw


あ、なんかこれ書いてる間にジワジワ盛り上がってきたかも。
ダービー楽しみ。  
Posted by shuhey1973 at 21:59Comments(2)TrackBack(0)

2011年03月02日

ACLグループステージ第1節 メルボルン・ビクトリー戦

ガンバ大阪 5−1 メルボルン・ビクトリー


ついに始まった2011シーズン。
お正月です。
あけましておめでとうございます。
まずはリーグより一足お先にACL開幕。
お相手はメルボルン。
なんかメルボルンは他人とは思えない雰囲気があります。旧い友達っぽい。


スタメンは次の通り。


  アドリアーノ  グノ

宇佐美        二川

    遠藤  武井

下平 山口  正也 加地

     藤ヶ谷




メンバー若ッ!平均年齢いくつよ。
08年のメルボルン戦を知ってるのは4人だけ。
とにかくテンションの上がるスタメンである。
フタが戻ってきたのも個人的には嬉しい。
永田さんのメルマガによると、金正也のスタメンは97年の斎藤大輔以来となるシーズン初公式戦でのルーキー出場らしい。
すごいね。


僕はキックオフには間に合わなくて、万博に着いたのは前半ロスタイム。
着くまで電車の中でTwitter見てたら「先制キタ━(゚∀゚)━!」とか「武井キター」とか言ってんの。
武井が決めたのかな?と思ってリロードしたら今度はPK決めたー!とか言ってんの。もう何が何だかw
ほいでそのあとまたイグノが決めて3点目。見れてないけど。
これで試合はもうほとんど決まり。見れてないけど。
10分で3-0て。

でもまぁガンバ大阪は失点しないといけない決まりがありますのでとりあえず3-1にして前半終了。
CKからカウンター食らってPK与えて失点とかイカしてます。

ハーフタイムに前半はどんな感じだったか周りに聞いたところ、「楽しい!(笑顔付き)」とのこと。
これは期待。

メンバーチェンジなしで後半スタート。
いやー、確かにこれは楽しいわw
良いガンバが戻ってきたという感じ。去年のような中盤から前の手詰まり感みたいなのは皆無。ボールは回るし前線のアイデアも豊富。

注目のアドリアーノもなかなか良い。
持ったらパス出さないなんて聞いてたけども、特にそんなこともなく上手くフィットしてたと思う。満点とは言えないまでもこれからが楽しみ。ピンクより青黒の方が似合うよアドリアーノ。
今のうちから中東は住みにくい所らしいよとかウソを吹き込んどくべき。


62分にはそのアドリアーノがサイドから持ち込んでフタへ。
それを落ち着いて決める。
4-1。
あれはフタっぽいゴールだった。
アドリアーノが釣ってくれたというのもあるけど、フリーになるなり方が上手いなぁなんて思った。
あと全然関係ないけど俺フタがボール蹴ったあとのあの姿勢というかあれ大好きだわ。


そのフタも良かったし山口も戻ってきたしグノもキレキレだしスンヨンもゴール決めたし藤春、横谷も期待できるデキだったしで良いことだらけ。
キムスンヨンの連携の良さは驚きだった。
同級生コンビさすがです。

宇佐美はパサーに徹してた感があったけども、もうちょっとゴールに向かう所を見たかったかな。
まぁ昨日はああすることで2トップを生かそうとしたんだろうけど。
前に出て行ってたら逆にスペースもなくなっただろうし。

でもまぁメルボルンが酷かったのでそのへんは割り引いて見ないといけない。
10℃以上も気温が違う万博にやってきての試合だったし、ガンバにホームの利があったのは確か。
リーグが始まったらこんな試合もそうそうないだろう。
しかし「今年は楽しいガンバを見られそう」という予感に満ちたゲームだった。
もうそれだけで満足。
アジア王者奪還に向けていいスタートが切れた。



試合速報 | ガンバ大阪オフィシャルサイト  
Posted by shuhey1973 at 22:49Comments(0)TrackBack(0)

2011年02月27日

2010年ガンバ大阪ベストゴール

そして最後はベストゴール。


(1)2010年にガンバ大阪在籍選手が決めたゴールの中で、最も素晴らしかったと思うもの
(2)その理由




まぁ悩みますよね。
毎年難しいわこれ。
1つしか選んじゃダメというスパルタ企画。

このベストゴールはもう純粋にそのゴールの美しさとか素晴らしさ、ゴラッソ度だけで選んだほうがいいかなーとか思うんですけども、やっぱりそれでもいくつもありますよね。リーグ、ACL、天皇杯。
パッと思い付くだけでも軽く片手くらいは挙がる。
でもやっぱりどれか一つとなると、これ。


第26節 大宮戦での宇佐美のゴール





これはもう本当に凄いものを見てしまったという感じ。
ゴール裏から見てたんですけど、大宮ゴールはアウェイなので向こう側。はっきり言って遠い。でも「今凄いものを目撃した」と感じた。
すっげー興奮したね。なんなんすかあのシュートスピード。異次元レベルというか。
打つまでのモーションも速いし打ったボールのスピードも半端ない。
喜びながらもうずっと「スゲー!スゲー!スゲー!www」って言ってた気がする。
今見てもすごいね。セクシー&エクスタシー。


2011年はいくつゴールが見られますか。
楽しみですね。
今年もよろしくお願いします。  
Posted by shuhey1973 at 20:51Comments(0)TrackBack(0)

2010年ガンバ大阪MVP

続いてMVP。

(1)2010年ガンバ大阪に在籍した選手の中で、最も活躍したと思う人
(2)その理由




MVPというのは後年その年を振り返ったとき、その年のたくさんのゲームの記憶とともに思い出されるような、最も印象を残した選手に贈られるものだと思ってます。
今年の思い出にすべて君がいる的な。
というわけで2010年は誰がそれにふさわしいか。

僕が考えるMVPは、藤ヶ谷陽介


2010年から背番号1を背負い、リーグ戦全試合出場。
ジェルソン効果もあってかセービングもすごく良くなったと思う。
藤ヶ谷に救われた試合や、彼のおかげで手にした勝ち点も多いと思います。
頼もしかったです。

まだあと2回変身を残してると聞いてますので、これからも頑張ってください。  
Posted by shuhey1973 at 20:49Comments(0)TrackBack(0)

2010年ガンバ大阪ベストマッチ

早く書かないと早く書かないとと思いつつ今日はもう2月27日。
とっくに締め切り過ぎてる!!
でも書く。投票もするぜ。
タカギさんごめんなさい!w


(1)2010年にガンバ大阪が行ったの試合の中で、最も印象に残っているもの
(2)その理由




というわけでまずベストマッチ。
これは今回比較的簡単だった。
僕が選ぶ2010年ベストマッチはこれ。


第23節 ダービー





4年ぶりの万博でのダービー、相手はセレッソというだけでも盛り上がるけども、リーグ戦終盤で2位(セレッソ)と5位(ガンバ)の勝ち点3ポイント差のチームがぶつかるという試合をめぐるその状況もテンションを上げてくれた。
試合前のGビジョンでの映像も良かったし、1-0→2-0→2-1→2-2→3-2というふうにスコアが推移したそのゲームそのものも面白かった。
決勝点がリーグ初得点の安田というのもよかったね。
何から何まで素晴らしかったです。
楽しかった。
というわけでベストマッチでした。

2011年も魂が震えるようなゲームが見たいです。  
Posted by shuhey1973 at 20:47Comments(0)TrackBack(0)

2011年02月17日

ガンバ大阪の将来とかについての雑文。

もうすぐ新シーズンも開幕ということでガンバの2011年についていろいろと考えたりしているのですけども、特にまとまりもなくモヤモヤポワワワーンとしている。
今からそんな感じのことをだらだらと適当に綴っていこうと思う。
どんな着地の仕方をするか自分でも分からない。
だからこれを読み終わっても特に得るものはないと思う。
ないどころか、まとめも結論もないっぽいのでむしろ読んだ時間を返せと言われるかもしれない。
そんなとりとめのないもの。




2011年、今年のガンバはどんなところを目指すのか。
もちろんチームはタイトル獲得を狙うわけだが具体的な目標よりも今のところ僕は方針というか、クラブとしての方向性みたいなものをどうするのか、ということに興味を持っている。
キリのいい年なわけだし。

今年はガンバ大阪はクラブ創立20周年である。
この20年、最初の頃こそ酷いものだったが全体として見れば大成功と言っていいだろう。
ではこれからの10年、20年単位の将来を考えた時、ガンバ大阪というチームどんな将来を見据えているのか。

先日のサポーターミーティングで社長は次のようなことを言っていた。


●全ての基軸を「お客さま第一で」
●強いチーム
●安全・安心のスタジアム作り
●みんなのクラブ「サポーターはクラブの一員」




まぁ、この中でチーム以外のことは措くとして、とりあえずどのような「強いチーム」を目指し、そのためにどんな方策を取っていこうというのか。
「強い」と一言でいってもその形は様々だ。


山本強化部長が同じサポミの中で次のような発言をしている。

魅力あると言って頂けるチーム・人(ひと)づくりをしていきたいと思っています。どういう魅力かというとやはり「チームが強いこと」。その中に「日本代表、五輪代表といったスター選手がいること」。そして、「アカデミーから育った有望な選手がいること」。そしてチームではみていて「楽しい、魅力あるサッカーを繰り広げること」。



あのサポミの中で山本さんはちょこっと触れていたが、今のガンバのサッカーは2003年シーズンの途中でマグロンが負傷して前線に電柱がなくなったことにより、空中戦での勝負ができなくなったため仕方なく高さレスな地上戦を推し進めたところ、ちょうど技術が高く能力のある選手たちの長所がハマり、そこから今に続くサッカーが始まったわけだ。
まさしく怪我の功名といったところだが、上の言葉によれば今後の方針としてもこれを続けていくのだということ。
これはこちらとしても大歓迎である。
大歓迎というかそうじゃなきゃ嫌だレベル。

そしてアカデミーもその方針で育てていく的なことも言ってたような気がする。
これは大事だよな。
上から下まで金太郎飴的攻撃的サッカー。
ダメなところもそっくり、みたいな。
良いです。
で、あとそういう監督選びをするというようなこともいつかのサポミで社長が言ってた気がする。

まぁこれを5年10年どころではなくもっと長いスパン(50年とか100年とか)で続けるというのは簡単なことではないけども、ホントにやってほしいなと思ってます。
頑張ってほしい。





で、今年のスローガンなんですけど「新芯進」ですか。
ここ数年(遠藤が2度目の入院をした2008年ぐらいから?)ガンバは世代交代しろ、世代交代しろとよく言われるようになった。
俺も言ってる。

ガンバの主力の平均年齢は高い。ほとんど30代。普通に誰でも心配になる。
こういうようなサポとかメディアの声がクラブにも届いたという部分もあるのだろうけども(まぁ届かなくてもそうしただろうが)、社長は西野監督に世代交代というか若返りを進めてくれ的なことを言ったそうだ。
でも明神や山口に怒られたらしいw
あの社長はサッカーに関してこういう無邪気なところがあるな。


一方の西野監督はこういう若返りに関して監督自身がどう考えてるかを垣間見せるような発言を所々でしている。
あの有名な「ガンバの30歳と他チームの30歳は違うと思っている」という言葉もそうだし、特に僕が感じたのは今年の新体制発表会でのコメント。
キーワードは「継続」。

今年のスローガンがひとり歩きしないように、ベースが大きく変わることなく、選手も大きなプレッシャーを感じることなく、いいことは継続して、このガンバの歴史の中で築いてきたいい部分を継承し、いろんなアプローチで変えていく部分、変われる部分がうまく組み合わさり、2011年の新しいガンバ大阪を全員で模索しながら、そして皆さまの力をお借りしながら今日からスタートを切りたいと思います。



継続、継承と言葉を重ねているところに監督が感じていること、考えていることがよく表れてると思う。
J's GOALでは監督の発した言葉をそのままっぽく載せている。

スローガンが、一人歩きしないように、現場でできる変化とか、新しい形というものは、ベースがそう変わっているものではないので、大きくは新しく変わって行くことは今は考える事はないと思うんです。選手もそのプレッシャーを感じずにスタートして欲しいと思いますし、着実にいいものは継続していきたい。たくさんガンバの今までの歴史の中で作り上げてきた素晴らしい、決して変える必要のない部分はたくさんあると思うので、そこは全員で継承して行く。その継承もとても難しいことだと思うが、そういう部分と、また着実に少しずついろんなアプローチを考えながらかえていくところを、スタッフ、選手全員で考えながらまた違うガンバを…当然選手の編成はかわっているので変われる部分はたくさんあると思います。



「大きくは新しく変わって行くことは今は考える事はないと思うんです」
「選手もそのプレッシャーを感じずに」
「着実にいいものは継続していきたい」
「決して変える必要のない部分はたくさんあると思うので、そこは全員で継承して行く」


まぁこれらは監督がいつもよく言う「ガンバのスタイル」という意味も含まれてると思うけど、社長の言葉、今季のスローガン、現在のガンバの状況、これらを踏まえてこのコメントを読めばどうしても西野監督は「ちょっと待ってよ、そんな簡単に言ってくれるなよ、難しいんだからさー」と言ってるように思えてならない。
なんとなく。
まぁ確かに難しいわな。

それに何より今の30代メンバーの力を見ればまだまだやれると思えるし。
今後数年間は貫禄を見せるベテランとそれに挑む若手、みたいな構図のガンバが楽しめそう。
まぁどうなりますか。


そんなこんなで思いつくまま書いてきたけども、やっぱりまとまりなかった。
びっくりするぐらいダラダラしてる。
何を今さら感も漂ってるような気もする。
でもこの雑文はこのままジワーッと終わる。
  
Posted by shuhey1973 at 23:01Comments(1)TrackBack(0)

2011年02月01日

2011年新チーム始動

はい、今年も始まりました。
新体制発表。
また初っぱなから「2010年新チーム始動!」(魚拓)なんてやらかしてペナ子的には平常運行でしたけれども新チーム始動です。


サポ的に毎年気になるのはやっぱり「新ユニ」「背番号」「スローガン」あたりでしょうか。
僕なんて新しいマスコットが発表されるんじゃないかなんてことも気になったりしますがガンバボーイは相変わらず彼女すらできません。
がんばれGB。

で、まずクラブスローガン。
クラブの所信表明なわけですけども、今年のガンバ大阪はどういったビジョン、目標を掲げるのかと。


■スローガン | ガンバ大阪オフィシャルサイト

『新芯進〜新たなる未来へ〜 20thAnniversary』

slogan_jpg



問.ガンバ大阪の2011年スローガンを次の中から選べ。(5点)

1.新芯進
2.新進芯
3.進芯新


って問題出されたらまず間違うだろうみたいな感じの予想の遥か上を行くスローガンでしたけどもとりあえずSINが3つでシンシンシンです。


社長や監督のコメントなど。

■J's GOAL | J'sGOALニュース | 【2011シーズン始動!】G大阪:新体制発表記者会見でのコメント(1)
■J's GOAL | J'sGOALニュース | 【2011シーズン始動!】G大阪:新体制発表記者会見でのコメント(2)


にしのんのコメントが素晴らしすぎる。
もう地元・浦和ネタは持ちネタと言っていいレベル。


そして新しくモデルチェンジしたユニフォーム。


・リーグ戦/カップ戦1stユニフォーム
uni01



・リーグ戦2ndユニフォーム

uni02



・カップ戦2ndユニフォーム

uni03



・ACL1stユニフォーム

uni_acl01




どうなんでしょうか。
まぁ評価は分かれると思います。
真ん中がパカッと開きそうな1stユニ、レーシングストライプのようなシンプルさのリーグ戦2nd、どこのアクエリレモンだよって感じのカップ戦2ndユニ。
そしてたすき掛け継続のACLユニ。

個人的には1stは微妙w
実物見ると変わるのかもしれないけれど。

uni04




ACL持ってないから買うとしたらACLモデル買うかもしんない。
あと黄色のユニが目を惹きますけど、ガンバ的には黄色って結構伝統的なカラーなんですよね。
最近は「でん」のワッペンでしか使われてなかったですけど昔とかルコック時代とかは黄色を使ってたし。
まぁここまでアクエリレモンなのはあれだけどw


しかしどこのチームのユニも今季はデザインがゴテゴテしてる感じがしますね。
まぁユニフォームなんてチームが強ければ格好良く見えてくるものですからそんなに気にすることもないのかもしれませんけど
今の代表ユニだって最初見た時は「何その真ん中の赤いのwwwww」とか思ってましたもんね。
それが今はそれなりにかっこいいもんな。

あとUMBROと10年間の契約を結んだとのこと。
これはすごいね。
弱っちくなるかもしれない水物なフットボールクラブと長期の契約はメーカーとしては嫌なものなんじゃないかと思うんだけれども、それだけの価値をUMBROとしては認めたということなのかな。
すごいな、ガンバ。
何そのビッグクラブみたいな感じ。
まぁUMBRO大好きなのでこれは嬉しいです。


そして、新背番号。

■選手&スタッフ紹介 | ガンバ大阪オフィシャルサイト

宇佐美11番キター。
その若さで背番号11とは。
高卒入団ですぐ11付けた松波以来

すごいな。
11番のユニフォーム超売れそう。
まぁ彼はもうそんなに長いことガンバにはいないだろうから買うなら今なのかもしれない。


あとガンバは今年で設立20周年。

20th_logo



早いなー。
あの年に生まれた子が二十歳かよ。
いろいろと感慨深い。


まぁそんな感じでいろいろ動き出して楽しみです。
開幕マダー。
とりあえずキャンプレポが楽しみ。  
Posted by shuhey1973 at 23:39Comments(1)TrackBack(0)

2011年01月08日

山本仕事しろ。

はいどうもー。
百舌鳥日記を書いてる人です。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

天皇杯で清水に負けてシーズンが終わってしまって、最近は何してるかっていうと特になんもしてないです。
普通です。
ほいでこの時期アツイのはやっぱり来季に向けたら関連なんですけども、俺たちのガンバさんはどこに向かってるのか謎な感じです。


あのね、中の人たちは必死になって頑張ってるのは分かってるからあんまりこういうこと言いたくないんだけどね、やっぱり言いたくなるよ。
山本仕事しろ。
Twitterではハッシュタグまでできてるぞ。

まぁ、こういうのはネタではあるけれども、チームの強化に対して大いに不満を感じてる人が少なからずいるんだってことをクラブはもちょっと知った方が良いような気がする。


で、今現在のIN&OUTを見てみるとこんな感じ。

■IN
    
 DF 金 正也  (駒大)
 DF 藤春 廣輝(大阪体育大学)
 MF 大森 晃太郎(G大阪ユース)
 FW 川西 翔太(大阪体育大学) 


■OUT

完全移籍    
 FW ルーカス
 FW チョ・ジェジン
 FW ドド
 DF 安田 理大
 MF 安田 晃大
 MF 家長 昭博

期限付き移籍 
 MF 寺田 紳一
 MF 倉田 秋
 FW ペドロ・ジュニオール

未定
 FW 山崎 雅人
 DF 丹羽 大輝




昨シーズン、ACLとリーグの2冠を目標に掲げたはずが無冠に終わり、結果的に力が足りなかったというのにスタメンのルーカスとミチの2人が抜けても補充は大卒とユース上がりの選手のみ。
誰がどう見ても戦力的に足りてない。
補強にもなってない。
これで新シーズンのスローガンに「優勝」だの「タイトル」だのという文言が入ってたら笑われるレベル。
プークスクス。

だがしかし、予算規模がリーグ上位で去年2位のチームがタイトルを狙わないなんてことは現実的にあり得ない。
となるとやはりクラブの補強方針には甚だ疑問なわけで。
そういう自覚があるのか疑わしくなってくる。

まぁ、まだ今季の補強は完了してないわけだから、これからびっくりするような隠し玉が出てくるかもしれない。
でもスポーツ新聞の飛ばし以上の話が出てくるとも思えないし、ガンバにそんな奥の手的なコネなんかあるわけない。
おそらく今出てるキム・スンヨン?
あとはインテルナシオナルからアドリアーノを獲得するくらいではなかろうか。

相も変わらずほったらかしにされてる右SBのバックアッパーはいないし、高齢化をひた走る中盤も1年通しての戦力としては不安が残る。
かと思えば実績的に不安な感じの韓国人選手を高い金出してアジア枠でなく“外国人枠”で取ろうとしてるし。
ホント何考えてるかわかんないです。買い物下手すぎです。マジでちゃんとして下さい。

そして、戻ってくるかと期待していた倉田はよりにもよってセレッソにレンタル。
なんで優勝を目指そうかというチームが去年3位のチームに選手を貸さなきゃいけないんだ。アホかと。ホント意味不明。
フロント同士が近所の同業者ということで近しく感じるのも仕方ないかもしれないけれども、俺たちが愛するユース出身の選手に「セレッソがタイトルを取れるように」とか言われるこの気持ちをもう少し察してほしい。
しかも2年連続だぞ。
腹が立って仕方ない。
まぁこれは選手の考えもあるからアレだけども。

強くなるのは時間もかかるし難しいことだけど下位に転げ落ちるのも客が離れていくのもあっという間だ。
今のガンバを見てるとそういうのわかってんのかね?と不安になるほどだ。
チームがどうなっても絶対離れないなんていう奇特な人間の数は平日夜の天皇杯の試合の観客席見ればわかるだろうに。


もう一度言うけど、ガンバ大阪は昨シーズン無冠だった。
つまりタイトルのためには少なくとも去年の戦力を超えないければいけないということだ。
それは誰でもわかること。
でも現状を見るにつけ、本当にフロントは危機感持ってんのか不安になる。
確実に下降線描いてると思うよ。


というわけで色々とグダグダ書いてきましたけれども、フロントの「今年は頑張ります」なんていう言葉だけの空手形なんか信じられないんだから、その意志を補強で示してほしいと思う次第です。
そういうのがあって初めて来たるべきシーズンに期待が持てるんです。
ホントお願いしますよー。
  
Posted by shuhey1973 at 00:56Comments(4)TrackBack(0)

2010年12月14日

AFC Champions League 2011 Draw

12月7日、AFCチャンピオンズリーグ2011の組み合わせ抽選会がクアラルンプールで行われた。
結果は以下の通り。



ACL2011

http://www.the-afc.com/draw/acl/index.htm



我がガンバ大阪はグループE。

■Group E

E1 済州ユナイテッド(韓国)
E2 メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)
E3 ガンバ大阪(日本)
E4 天津泰達(中国)




抽選のもようはJustinで見ながらTwitterでみんなと一緒に盛り上がりつつ見てました。
ホント楽しいよね、ACLのドローは。毎年。
こんな楽しいイベントを蚊帳の外で見てなきゃいけないのはつまらないので今年も参加できてよかったです。

で、組み合わせなんですけれども、もう何度もACLに出てれば当たり前のことを言わせてもらいますけれども、


楽  な  相  手  な  ど  い  な  い。 (どーん)


いや、マジでね、ほんとそうですよね。
アジアさんは計算できませんて。
読めないッス。


しかしガンバも対戦したことのあるチームが増えてきた。

ガンバ大阪  4.4 国際試合 - Wikipedia


ACL4年連続5回目の出場で通算成績も20勝7分け5敗、83得点33失点という凄まじさ。
もうアジアでは十分名前を売った感がありますけれども、ここでもう一度轟かせておきたい。

なんか噂によるともう1チーム大阪からACLに出るとこがあるそうですけどホントなのかしら。
まぁでも俺たちが大阪さということでひとつ。  
Posted by shuhey1973 at 22:26Comments(1)TrackBack(0)

第34節 清水エスパルス戦

もう10日も前の事だけど、今日行われた試合かのようにシレーッとブログに書いてみる。


清水エスパルス 0−3 ガンバ大阪



最終節。
前節までのガンバの順位は3位。
2位鹿島とは勝ち点59で並び、4位セレッソとは1差。
ACL出場権を取るためにはどうしても3位には入りたいところ。
というよりも、2位に入りたい。
リーグ優勝はできなかったけれども、それだったらせめて敗者の中ででも1番になっときたい。次善の願い。
ガンバは今まで2位になったことないし。
97年(エムボマがいた年)と、02年(西野監督1年目)の2ndステージにそれぞれ2位になったことはあるけれども、年間の順位としては未だなし。
3位多すぎだもんね。


とういうことで試合。
現地の人の感想では、選手たちは試合前みんなリラックスしているように見えたとのこと。
ここのところ試合の立ち上がりがまずく、早い時間帯に失点をしてしまうことが多かったが、この清水戦ではそういうこともなく上手くゲーム運びができていたと思う。
清水もホームでのラストゲーム、しかもこの試合が最後となる監督や選手のためにも是が非でも勝ちたい試合であったろう。
だからこそガンバとしては先に点を奪って主導権を握りたいところ。

そうして始まったゲーム。
13分。
早々と試合が動く。
この試合がJリーグ出場通算200試合(!)となるルーカスが相手DF陣が味方同士の接触で混乱する中、落ち着いてボールをゴールに蹴りこむ。
1-0。
このゴールは嬉しかった。
ルーカスには絶対にゴールを決めて欲しかった。
リーグ戦最後となるこの試合で、いつものあの笑顔をもう一度見たかったのだ。
そのルーカスが貴重な先制点を決めてくれてこの試合の目的は半分達成されたような気がする。俺的にw
このゴールに繋がるミチのボールも良かったねぇ。スパーンと小気味の良い弾道でした。

そしてその後の2点目。
ゴール前、ルーカスがボレーを試みるが相手DFに当たって跳ね返ったところにいたのが武井。
どフリー。
武井はこれを思い切りよく蹴りこんでプロ初ゴール。
嬉しそうだったねぇ。
今年、明神が怪我をした時期に出番が回ってきてチャンスを掴み、以降、出場機会も増えて今年はすごく成長したと思う。
それに対するご褒美のように目の前に転がってきたルーズボールをキッチリ決めた。
これからも頑張れ。応援してる。

ゲームはこれで2-0。
時間的にも素晴らしい追加点だった。


後半になって少し清水に押し込まれるが何とかしのぎ、逆にカウンターから追加点を奪う。
またまたルーカスから。
この日の得点全部に絡んだね、ルーコン。
右サイドを駆け上がった佐々木に綺麗に通るロングパス。
佐々木はこれをそのまま持ち込みズバッと切り返して清水DFを置き去りにしたその刹那、左足での見事なコントロールショットでネットを揺らす。
本当に見事なゴールだった。
気持ち良かった。スカッとした。

ゲームはこのまま3-0で終了。
ガンバは勝ち点3を積み上げ、山形に引き分けた鹿島を抜いて2位。
ガンバ大阪初めてのRunners-Up。

18勝8分け8敗。
勝ち点62、得点65、失点44。

数字だけを見れば立派なものかもしれないが、優勝した名古屋に10ポイントも差を付けられたこと、落としてはいけない試合で勝ち点を落としたこと、そして何より、シーズン前に掲げたリーグとACLの2冠という目標のどちらのタイトルも獲れなかったこと。
これはいただけない。

確かに春先は選手のコンディションも整わず、外国人選手もアテが外れ、一時は17位まで順位を落とした中で2位まで持ってきたのはすごいことかもしれない。
宇佐美や平井、武井などが計算できる戦力となるまでに成長を促したことも評価できると思う。
でもやっぱり物足りない。
リーグ優勝したかった。
ACLのR16城南戦でのあんな采配で負けたくなんかなかった。
大いに不満である。
それなのになんだこの妙な達成感はw

もうホントに今季は謎である。
評価の難しいシーズンになってしまった。


まだ天皇杯が残ってます。
ガンバはここ3シーズン、毎年タイトルを獲っております。
今年は何もないというのは寂しいのでどうぞよろしくお願いします。  
Posted by shuhey1973 at 22:22Comments(2)TrackBack(0)

2010年11月02日

野次について。

いつもゴール裏から応援してると野次を飛ばす人間というのは一定数存在していて、そんな野次ばっかり飛ばしてて何が楽しいんだと思ってるんだけどああいうのは聞いてても本当にウザイ。
バカじゃないかとすら思う。そんなお前の声なんか届くわけないだろと。
ストレス吐き出すためだけにスタジアムに来るのは勘弁して下さい。
周りからは「私はバカです」と大声で主張してるようにしか見えてないということに気付いてないのだろうな。そういう想像力が足りてない。


で、今回の安田の件。
バックスタンドに挨拶をしに行った時に「死ね」と言われたという。
それにカッとなってスタンドに向けて中指を立てたと。

まぁ気持ちはすごくよく分かる。
選手だって人間なのだ。
面と向かって「死ね」なんて言われたら誰だって不愉快だ。
怒るべき場合に怒ってこそ、人間は尊厳を保つことができる。
ミチとしては謂われなき罵倒を甘受するよりも反発することを選んだのだろう。
反射的に。

しかしそれを態度に表す是非についてはまた別の問題だ。
客商売であるプロサッカー選手の安田が、観客に対して中指を立ててやり返してしまった。
もちろんこれは相手への侮辱を意味する行為だ。
本来なら許されるべき事ではない。

クラブは最近、試合前にGビジョンで選手から観客へという形で「スタジアム内での誹謗・中傷はやめましょう」という趣旨のメッセージビデオを流してる。
であるならば選手のこういった侮辱的行為についてもきっちりと対応すべきだと思う。
なぁなぁで終わらせずに範を示す意味でもきちんと罰したほうが良い。
客に対してあんな態度を取る商売なんてあり得ない。
べき論で言えばそうなる。


でもなー。
そうなると複雑な心持ちだ。
個人的にはミチをかばってやりたい気持ちの方が強い。
馬鹿な野次をする奴のせいで選手が罰せられるのはかわいそすぎる。
ミチのやったことは褒められた行為ではないが情状酌量の余地はあるんじゃないかと。
本人も反省してるようだし許してやろうよ、って思うのは甘いのかな。
甘いんだろうな。

調べてみたらそう言えば過去にも似たようなことがあったねぇ、なんて思った。
こういうのは頭と気持ちで違う結論が出てしまって困りますな。




■[10.10.31] ご報告とお詫び | ニュースリリース | ガンバ大阪オフィシャルサイト
■安田理大 OFFICIAL BLOG: サポーターに向けて。  
Posted by shuhey1973 at 01:37Comments(1)TrackBack(0)

2010年10月25日

第27節 京都サンガ戦

京都サンガ 1−2 ガンバ大阪


まぁなんというかそんなに特筆すべき事もあまりなく。
残り全部勝たなきゃいけないのに前半寝過ぎとか、シュート少なすぎとか、サッサと目を覚ませとか、安田キレキレとか、1点目のヤットのスルーパスすげえええええええ!!!!!とか、今日も宇佐美は効いてたねとか、佐々木よく決めたー!とか、やっぱり平井は下位チームからしか点取れないのかとか、明神さん復帰おめでとうとか、パーサのアウェイサポを挑発するお決まりの芸は様式美でいとおかしだねとか、水本にブーイングすんの飽きてきたとか、ま  た  雨  か  とかそんなこんな。

まぁガンバが前半寝過ぎというよりも京都が素晴らしかったと言った方が正しいような感じ。
試合開始直後からハイペースでガンバを追いつめる京都にもう少し決定的な仕上げをするフィニッシャーがいればゲームは違った結果になっただろう。
That's たられば。

ほいで後半。
足の止まりかかった相手に対し明神と佐々木がいい仕事をした。
明神はさすがだね。
佐々木も最近はサイド一辺倒じゃなくなって中もできるしプレーの幅が出てきたね。

監督も言ってるとおり前半と後半で遠藤さんのパフォーマンスが結構違ったんですけども、2得点に絡むあの仕事ぶりはさすが。
試合を見ながらもし相手チームに遠藤保仁がいたら僕らは彼をどんなふうに感じるんだろうなーなんてことを思った。
味方で良かった。


まぁそんな感じで勝てて良かったです。
あと7試合。
勝ち点8がそろそろ遠く感じてくるころ。  
Posted by shuhey1973 at 22:13Comments(0)TrackBack(0)

2010年10月17日

第26節 大宮アルディージャ戦

ガンバ大阪 5−1 大宮アルディージャ


見事なゴールショーでした。
さっさと先制された時はおいおい何やっとるんだ、またいつもの悪い癖かと思ったけれども、終わってみればシュート数32の5得点。
予想以上のスコア。
ただ、みんな思ったことだろうけれど、あと2〜3点はいけたわな。
イグノや平井あたりはハットできたはず。
まぁそこは次に期待しとこう。


マトの退場以後はスペース空きまくりで一方的とまでは言わないけれどもだいたいガンバのターンな展開に。
あのマトのハイキックは帰ってきてから見返してみたけれども、思いっきりローリングソバット入ってて見てるこっちが痛くなった。イグノの顔面にモロだもんな。マトは足が長いしイグノはちっこいしだからあそこまで入ってしまった感じか。
でもあれ怖いよ。
大宮の守備が1枚少なくなったおかげで中盤から前はスペースできーのプレッシャーが弱くなりーのでガンバは好きにやれるようになった感じ。
遠藤なんかほとんどフリーでパスバシバシ通してたもんな。


そしてやはり特筆すべきは宇佐美のあのゴールだろう。
本当にすごいシュートだった。
度肝抜かれた。
とてつもないものを見てしまったという感じ。
万博の雰囲気もなんかちょっと変だった。
あのゴールのあと万博にポルナレフいたんじゃなかろうか。
「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ」的な。

あれは武井?のプレスから相手のパスミスを誘い、それを宇佐美がカットしてそのままドリブル。
ペナルティエリアまで持ち込みながら相手DFのプレッシャーにも負けずに左足を振り抜いた。
そのシュートスピードの速いこと速いこと。
膝下の振りだけでよくもあんな強烈なシュートが打てるもんだと感心する。
あれはマグノっぽかったよ。
まだ高校生なのに。

宇佐美は今年の序盤なんかはまだ十代らしい弱さがあったけれども、今は身体はできてないながらもしなやかな強さみたいなものがある感じがする。
シュッとしてて頼もしい。
さすがフタをベンチに追いやるだけはある。

宇佐美のことはあと2年ぐらいしたら出て行くんだろうなという目で見てる。
あれだけの素材、世界がほっとくわけがない。
でもそれまでは「あれウチの子なんだぜ」と思いながらニヤニヤしてようと思う。


この日は点を取った宇佐美、平井、イグノ以外にもみんな良かった。
1点目をアシストした安田も思いきりのいい攻め上がりと自信を持ったプレー。
後半から入った佐々木は外だけでなく中でのプレーもそつなくこなしてて素晴らしかった。
代表帰りの遠藤もコンディションがどうかと思ったけれどもいつも通りに安心して見られた。
等々。
ほんとみんな素晴らしかったです。
優勝争いのためには残り1つも負けられない状況の中、得失点差を稼ぐ意味でもこの勝ちは良かった。


これで勝ち点がいつのまにか鹿島に並んで順位も3位。
そして得点51はリーグトップ。
でも全然そんな感じしないぜー。  
Posted by shuhey1973 at 21:41Comments(1)TrackBack(0)

2010年09月27日

第24節 川崎フロンターレ戦

川崎フロンターレ 1−2 ガンバ大阪


面白いゲームだった。
川崎との試合はおもしろくなることが多いように思う。
去年のベストゲームにもホームの川崎戦を僕は挙げましたけれども、昨日のこの試合も十分に今季のベストゲーム候補だ。
ひとつひとつ細かい所を見ていけば気になるところというか物足りない部分もありますけれども、全体として見れば両チームの良い所よく出た好ゲームだったと思う。



先制はガンバ。
12分。
ショートコーナーからの遠藤のクロスを高木?が中に折り返して中澤が頭で決めた。
お見事です。
2試合連続。
なんかザッケローニも見に来てたということで、代表へみたいな記事もありますけれとさすがにそれはどうだろうw
まぁ選ばれたら嬉しいのだけれど。

で、このゴールに関して川崎の選手からキーパーチャージだろ、審判よく見ろよ的なコメントも聞こえてきますけれども、あれはどう見てもボール落下点に先に入ったのは中澤で、キーパーの方が遅れてきてたので、あれは正当な競り合いの中での接触だと思いますよ。
でもすごいタンコブだったね。
ちょう痛そう。


先制はしたものの、川崎相手に失点しないなんてのはあんまり考えられませんから、まぁどこでやられるかみたいな覚悟はしてましたけれどもそのシーンは意外と早く、前半21分に訪れた。
川崎のDFラインからのロングボールが黒津に通る。
抜け出した黒津に何とか高木が追いすがるものの交わされてシュート。
これが藤ヶ谷の手の先をすり抜けてゴール。
惜しいな。
これで1-1。
ちなみにこの日の藤ヶ谷は当たってたね。
1対1を3回ぐらい?止めててすげーなーなんて思いました。
ガンバは他にも惜しいチャンスがあったりして点は入りそうな感じはあったのだけれど、もうひとつ決めきれず。


後半もお互い譲らず拮抗した展開。
そんな中で追加点を決めたのはルーカスさん。
遠藤からボールが入り、マークをちょっと外してコースが空いたと見るや思いきって打ったシュートが相手DFの足に当たってゴール。
けっこう距離もあったけれども、この思い切りの良さがあのゴールを生んだと言えるでしょう。
打てば良いことあるものです。
で、これが決勝点となり試合終了。
いやー、ホントもっかいゆっときますけどこれは面白いゲームでした。
ガンバ勝ったし。


これで勝ち点を43まで伸ばして3位。
すごい。
春先にはあんなに不調だったのに。

ここまでを軽く振り返ってみますと、外国人選手がルーカス以外パッとせず(PJがユニを投げつけたのが遠く昔のことのようだ)、そのルーカスも7月に右足の親指を骨折して離脱。
4月には橋本も靱帯痛めて抜けたし。
最近では明神も。
そんな穴を埋めるにしても去年までベンチに名を連ねてた選手の多くをレンタルに出したのでいない。というわけでそれまでまったく実績のなかった若手を起用せざるを得なくなったわけだが、これが怪我の功名となり平井や宇佐美や武井の成長を促した。
試合経験を積むってことは本当にすごいことだなと。

で、今この順位。
よくそここまで立て直したものです。
やはりこれがチームの地力というものでしょうか。あまりの立て直しっぷりにあの時落とした勝ち点を今から拾いに帰りたいぐらいだ。
名古屋市瑞穂区あたりに落っことしたやつとか特に。


残り10試合。
気持ち良さそうに首位を走る名古屋との勝ち点差は「8」。
10試合で8。
なかなかに厳しい。
しかも明神不在、遠藤不調、宇佐美も抜ける、平井もキレがない。
追いつくのは不可能とは言わないがいろいろとあれだ。

でもゾクゾクしてくるわー。
やっぱりこうでないと。
お楽しみはこれからだ。





あとはちょっと昨日のスタジアムで試合前にあったというゴタゴタのこと。
報知の記事にもなってる。

■横断幕の注意でサポーター怒号…G大阪:Jリーグ:サッカー:スポーツ報知大阪版


詳細についてはよくわからないので、こんなことは書かないほうが良いのかもしれないけれども、やっぱり今回の件はクラブのやり方がよくないよなと。
ちょっとひどい。

■[10.09.23] 9/18(土)セレッソ大阪戦における誹謗中傷のバナーに関して


どんな苦情がどこから出たのか知らないけれども、前日の練習場から同じような段幕は出てたわけだし、当日も特に掲示をやめさせることなくいたクセに後になってクレームが来たからといって後出しジャンケンのように「該当者を処分します」だなんてそれはあまりにもひどくないか。
ブレまくりだろう。

まぁ時期的にスタジアム建設に向けていろいろとデリケートな時期でもあるし、スポンサーに対する外ヅラ的なことも考えたりしてるんだろうとは思うけれども、それにしたってちょっと神経質すぎだと思う。
そのうちブーイングすら禁止しそうな気すらしてくる。

まぁ、ああいうダンマクは確かに誹謗中傷になるんだろうけれども、スタジアムの中での相手に見せたわけでもないんだし。
内輪の隠語まで取り締まってどうしたいんだ。「セレッソを愛しなさい」とでもいう気なのか。
クレームなんて付けようと思えばいくらでも付けられるんだからいちいち謝罪なんかしてたらキリがないぞ。
ホントもうちょっとどっしり構えてほしいものです。

なんとなくそんなことを思った。  
Posted by shuhey1973 at 00:38Comments(6)TrackBack(0)

2010年09月19日

第23節 ダービー

強い方の大阪 3−2 弱い方の大阪


えーと、まず何から書いていいものやら。
とにかく昨日は楽しかった。
家を出て万博に到着してから帰り着くまで、すべてが最高だった。
楽しむ準備をちゃんとして精一杯楽しんで、そして勝つ。
最高。
嬉しい。

試合前、さすがに4年ぶりの万博でのダービー、上位対決ということで客足も早い。
先行入場の列がアホほど伸びてて25,000人ぐらい入りそうな勢い。
あの人たちは普段「先行入場」の特典を利用してないってことなのかな。
ていうかそんなに早く行ってどうすんの?って感じなのかな。
そうか、俺たちがおかしいのか。


今回は試合が始まる前の演出が素晴らしかった。
Gビジョンで流された映像でテンション上がる。
過去のダービーでのフルボッコのシーンと、ガンバがこれまで獲得したタイトルの優勝シーン。(CWCのオマケ付き。)
http://www.youtube.com/watch?v=siiV1EYD_ak

映像に合わせて一つ一つ立ち上がる各タイトルのトロフィーを描いた超特大ゲーフラ。
そしてゴール裏中央には「WHAT YOU GOT?」のダンマク。

「お前らは何か獲ったか?」

最高すぎるw
J2ですら優勝もできない桃色サッカーチームさんには眩しすぎてちょっと刺激が強かったんじゃないでしょうか。


試合の方も格の違いを見せつけるようにまずガンバが先制する。
2分。
安田からボールを受けたルーカスがフリーの宇佐美に優しさ一杯のラストパス。
受けた宇佐美はそれをそのまま撃ってネットを揺らす。

いきなりすぎワロタ。
もう先制かよw
さすがに上位にいるしリーグ最少失点だし、どう崩して先制するかがひとつのポイントだったのにあっという間に1-0。
喜ぶ心の準備が間に合わなかったよw

その後も12分にヤットのFKから中澤が頭で追加点。
2-0。
おいおい、リーグ最少失点って看板はどうしたよ。
スカスカじゃねーか。
ゴル裏ではセレサポは目の前でいっぱいサッカー見れていいなーなんて言い合ってましたw
もうこういうのは本当に慎まないといけないんだけど思ってしまいました。今日は楽勝だ、と。(倒置法。)

いや、でもね、セレッソも良いサッカーしてたと思うよ。
ポンポンポンと少ないタッチ数で小気味よくボールを回して“ここ”というポイントで仕掛ける。
見てていつガンバの裏にボールを通されるかとヒヤヒヤした。
マルチネスうぜー。

前半ロスタイム、ガンバゴール側でのCKでちょっとしたゴタゴタが起こる。
ポジションの取り合いで競っていた高木がイエローを受ける。
もしかしてPKになる?と思ったけど主審はもう一度CKを指示。
が、セレッソは戻されたボールをさっさと蹴ってプレーを始めてしまう。もちろんこれはやり直しなのでもう一度ボールを戻すが、この時にアドリアーノが中澤に手を出した。もちろんこれはレッド。当たり前だ。あんなのどんな理由があろうが手を出したら負け。
まぁ試合が壊れなくてよかったです。
これでセレッソは後半を10人で戦うことになった。


ハーフタイム中、ちょっとばかし心配にはなった。
2-0と言えば一番危険なスコア。
危険なスコア界の巨頭と言ってもいい。
しかも相手は10人。
必死にならないわけはない。
ガンバは立ち上がりから10人の相手に慣れるまでは慎重にいかなければならない。かつ、受け身に回ることなく。
難しい状況ではあるけれどもそこはしっかりやってもらいたかった。

それがあんなフニャチンなプレーだもんなー。
52分に乾、55分アマラウと連続してゴールを奪われ、あっさりとリードを失う。
前線から守備に頑張っていた宇佐美が平井と替わったのも影響があったかもしれない。
まぁとにかく不甲斐ない立ち上がり。

その後ペースを引き戻しガンバが攻勢に出るが、シュートがバーに嫌われるという不運もあって追加点を奪えない。
あそこで入ってたら試合は決まってたかもなー。

そんな流れの中、安田が決めた。
右サイドからルーカスを経由して安田へ。
あの瞬間、「撃つのか?お前が撃って入るのか?」とか思ってしまってゴメンよ、ミチ。
しかしこれを右脚一閃、しっかりを決めた安田理大がヒーローとなった。
いやー、素晴らしいゴールでしたね。
濡れた。

ヒーローインタビューでの「応援最高でした!」っていうのも良かった。
サポ心のくすぐり方をよく心得てる。
さすが小さい頃からガンバサポだっただけあるw


まぁ1点でいいのに2点もあげちゃう優しさ全開のガンバさんが自分で試合を難しくしたような面もありましたけれども、しっかり勝ち切って今日も強い方の大阪ですありがとうございます。

このダービーに関して印象に残った選手のコメントとしては橋本のこの言葉ですね。

最終的には10人の相手に対してサイドでキープしたり、ちょっと恥ずかしいと思いつつ、でもそれをやることが勝ち切れた理由だとも思うし、それがチームとしての勝利への執念だったと思う。


さすがです。
これまでの数々の経験がなければ出てこない言葉だと思う。


あと宇佐美。

ガンバでは試合に出られない時もあるし、ゴールをとれなければ外れるときもあるだろうけど、僕はガンバから逃げずに、ガンバでやっていくんだという決意も込めて抱きついたところもありました


18歳の少年の静かに燃える決意表明ってとこでしょうか。
良いですね。



あとあちらさんはねぇ、やっぱ覚悟が足りないと思うよ、覚悟が。
何が何でも勝ってやるっていう気持ちが。
「いや、別に普通にリーグ戦の1試合だし。ダービーとか関係ないし」みたいなこと考えてるからいつまでたっても勝てないんだよ。
個人個人ではそんなことはないのかも知れない。
でも全体としてこの試合にどれだけ賭けてたのかと。
試合前のゴール裏、スタンド含めての応援を見て、お前らにああいうことができるのかと。
こういうこと言うとまた「いや、そんなこと別にやろうと思わないし」とか言うのかもしれないが。

7年間、9試合連続で勝ててないって事実をもうちょっと真剣に考えた方がいいぞ。
リーグの順位はまだウチらの方が上だとか言ってしょうもない自尊心を満足させてる奴もいるみたいだけど、そんな34試合終わるまでの暫定順位なんかで満足できるって、お前らのプライドはどんだけレベル低いんだ。
仮にも来年はACLもあるかもしれないという位置にいるんだからもうちょっと覚悟を持った方がいいと思うよ。
老婆心ながら。
でないと一生負け犬、永遠の格下のまんまだぜ。
まぁ負け犬は負け犬という自覚がないからこそ負け犬なんだが。

ということで来年のダービーまで悔しさを噛みしめておくように。
下手すると俺らがその立場に立ってたのかもしれないのだ。
怖いね、ダービーって。
だからこそ敗けられないのだが。



というわけで、これでしっかり勝ち点を積み上げていつの間にか順位も4位。
セレッソとは得失点差で順位をひっくり返すことはできなかったけれども、結果がすべてのダービー。
何も言うことはない。
よくぞ勝ってくれました。
ガンバ大阪最高。  
Posted by shuhey1973 at 23:32Comments(3)TrackBack(0)

2010年09月17日

宇佐美貴史18歳がママチャリを卒業した件。

朝から食いつかずにはいられないニュースが。

■G大阪・宇佐美、先発濃厚!代表入りへ個性発揮 ― スポニチ Sponichi Annex 大阪


先発濃厚!とか代表入りへ!とかそんなことではなく。


new_usami



新車キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!!!!



以前までの彼の自転車はこれだった。



usamichari



usami


http://www.youtube.com/watch?v=8Jb-Ug3BFxo#t=4m18s


以前盗難に遭い、その2ヶ月後に発見されたこのビニール傘2本差しがよく似合う自慢の愛車に別れを告げて新しい自転車を選んだ宇佐美貴史18歳。


愛車は電動やマウンテンバイクではなく、いたって普通のタイプ。それでも浮気せずに待ち、「これがいいんです」と笑顔でペダルをこいでいた。



なんだこの妙な寂寥感は。
そうか、ママチャリよりもスポーティな感じのが欲しくなったのか。
また1つ大人の階段を昇ったんだな。

次は免許だな、宇佐美。  
Posted by shuhey1973 at 10:10Comments(3)TrackBack(0)

2010年09月16日

遠藤復帰とかダービー前夜祭とか。

左ふくらはぎ痛で戦列を離れていた遠藤さんが練習を再開したようで。
あんまり無理はして欲しくないけれどもダービーなので仕方ないというか頑張って下さい。
彼がいるのといないのとじゃ全然違いますから。


 G大阪の、そして日本の背番号7が大阪ダービーで戦列復帰を果たす。左ふくらはぎ痛で離脱していた遠藤が15日から全体練習に合流。フィジカルメニューなど2時間30分近いトレーニングをこなした。「痛みもないし、このままいけば問題ない」。以前から抱えていた右ヒザ、左太もも裏上部の痛みが消え、磐田戦以来20日ぶりの試合へGOサインが出た。




ピッチに立てば無視することのできないレベルの選手ですので、そこにいるだけで相手へのプレッシャーになるでしょう。
そして怪我明けなのに相手の急所を付くようなパスも見せてくれるのでしょう。
今までも調子は良くないはずなのになんでそんなプレーができるのよ、というのを何度も見せてくれた人ですし。
期待してます。


あと明神さんの情報があまりにも少ない。
怪我をしたというのは間違いないんですけどもそれがどれほどの怪我なのか、ダービーに間に合うのかどうなのか。
そういうのをクラブがオフィシャルなリリースを流してくれない。
どうしてだ。
アジジか。
ペナ子仕事しろ。

そして今日、チームは非公開練習をしたそうだけれども完全非公開のはずなのに遠藤が主力組とか普通にバレちゃうっていういつも通りのクオリティー。
通常運行だな。
もしかしたらまた明日ぐらいに明神さん情報も漏れてくるのかもしれません。
どんなスタメンになるのか楽しみです。





明日、9月17日(金)19:00からHUB梅田茶屋町店でダービー前夜祭が催されるそうです。




大きな地図で見る


特に会費を集めてやるような形ではなく、店内で過去のダービーの映像を流してそれを見ながらみんなで盛り上がろうぜーみたいな感じらしい(ですよね?w)ので、ちょっと仕事の帰りに寄ってみようかなって人も集まってみればいいと思う。
“ガンバ大阪が好き”っていう共通項しかないのに見ず知らずのいろんな人が集まってその時間を過ごすっていうのは最高に楽しいですしね。
「っていうかお前誰やねん」「でもガンバ最高だよなw」みたいな。
僕も行く予定です。
バッファローチキン食べたい。
楽しみ。


ダービーまであと2日。  
Posted by shuhey1973 at 22:10Comments(0)TrackBack(0)

2010年09月15日

家永っていう選手がこんなこと言ってた。

両チームが週末のダービーに向けて本格的に始動するなか、今日のスポナビで(中身はデイリーの記事だけど)こんなのが。

■C大阪は大阪ダービーより名古屋追撃だ(スポナビ)


目の前の試合に集中せず、上を気にしてコケてしまうというのはリーグ終盤に入って上位にいることに慣れないチームがやらかしてしまう風物詩的光景ですが、今回の彼のこのコメントもそんなコケるためのフラグにしか思えないぐらいのあれだ。

「上だけを見据える」と言えば格好は良いが、言い換えれば目の前の試合には集中していないということだ。
優勝争いを何度も経験したような選手のリーグ終盤のコメントなどでは、こういう類の言葉はほとんど出てこない。
曰く、「一つ一つ勝っていくだけです」。
先を見たって次の試合に勝たなければ意味がないということを実感として理解しているのだろう。

ダービーよりも名古屋を追いかける方が大事ねぇ。
ふーん。


で、その後にガンバサポをさらにムカつかせる発言をしてくれています。

ガンバに対する特別な意識はない。ブーイング?どうでもいいです

スポーツナビ | サッカー|ニュース|C大阪は大阪ダービーより名古屋追撃だ


確かにブーイングなんてどうでもいいのかもしれない。
ファンの気持ちを簡単に踏みにじるような人間にとっては、そのファンからのブーイングなんて痛くも痒くもないんだろう。
同じようにファンからの拍手や喝采も「どうでもいい」と感じているんだろうなと想像する。
でもな、言っとくけどガンバ大阪で育てられて、スタメン争いと西野が嫌でチームを逃げ出してレンタルでセレッソなんかに在籍するお前がガンバ大阪やそのファンをどうでもいいとか言う資格はないぞ。

でもまぁ家長は昔から良く言えばクール、悪く言えばやる気がない、みたいなタイプの選手ですから周りの声というのはあんまり気にしないのだろう。
身内として見ればクールでサッカーは上手いという選手でサポ心をくすぐるのだが、敵として見れば腹の立つこと山のごとしw
むしろブーイングは播戸にしてやった方がされる筋合いもないのにバンは喜ぶかもしれない。

まぁそんな感じでこういう因縁というか煽り煽られみたいなものは良いアクセントになってダービー的には盛り上がる気もする。
明日ぐらい西野あたりが何かコメント出してくれると面白いんだけどw


ダービーまであと3日。  
Posted by shuhey1973 at 21:59Comments(3)TrackBack(0)

2010年09月13日

ダービーウィーク!

さてそういうわけで今週はダービーですよ。
楽しみー。
何が楽しいかって不倶戴天の敵と何が何でも譲れないという戦いをするんだけれどもそれはたかがサッカーであって、実生活には何の影響ももたらさないんだけれども勝ったら最高に嬉しくて、負けたらこの世の終わりのような悲しみに包まれるという最高にエンターテインメントな1週間だということ。
こんなに気持ちを燃やせることってなかなかない。
超前のめり。
毎日が遠足前日気分。

今週は真面目にブログも更新してテンション上げていきたい!
セレサポに「ウザイよ」と思われるほどに!w
年に2回しかないんだから盛り上がっていこうぜいこうぜー。


というわけでこれまでのあらすじ。


1995/05/03 (A) ●0−1
1995/07/19 (H) ○1−0 アレイニコフ
1995/09/30 (A) ●2−3 礒貝 2
1995/11/22 (H) ○4−0 ヒルハウス 平岡 山口敏 アレイニコフ
1996/05/18 (A) ○2−0 ヒルハウス 木場
1996/09/14 (H) ○2−0 松山 松波
1997/05/03 (A) ○2−0 クルプニ 松波
1997/08/23 (H) ○3−2 クルプニ 2 エムボマ

1998/03/21 (H) ●1−2 クルプニ
1998/09/15 (A) ●1−2 小島
1999/05/15 (H) ●1−2 ドロブニャク
1999/09/11 (A) ●1−4 小島

2000/05/03 (H) ○2−1 吉原 新井場
2000/07/15 (A) ○1−0 ビタウ
2001/04/07 (H) ○2−1 吉原 小島

2001/10/13 (A) ●1−2 吉原
2003/07/13 (H) ●0−2

2003/10/19 (A) ○2−0 マグロン 二川
2004/06/16 (A) ○1−0 中山
2004/10/02 (H) ○7−1 フェルナンジーニョ 2 山口智 大黒3 吉原
2005/05/14 (A) ○4−2 アラウージョ 2 大黒2  
2005/07/23 (H) ○4−1 アラウージョ 2 橋本 遠藤
2006/03/12 (A) ○6−1 フェルナンジーニョ 3 マグノ・アウベス 3
2006/09/09 (H) ○3−1 播戸 2 遠藤

2010/03/12 (A) △1−1 明神



通算成績はガンバ大阪16勝8敗1分。(リーグ戦のみ)
大幅に勝ち越してますありがとうございます。


記録としては2003年10月19日以来、約7年間ガンバが勝ち続けてる。
現在のリーグ順位ではセレッソが2位、ガンバが勝ち点3差で5位。
こういう高い順位同士での対戦ってそんなになかったような気もするけどどうなんだろう。
あんまり覚えてない。

セレッソに関してはリーグ最少失点で、かつ、香川が抜けたとは言え自慢の攻撃力が売りのようだ。
Twitterで「AIKB」というのを見かけたので何かと思ったら、
アドリアーノ、乾、家なんとか、清武、小松、播戸だそうだ。
http://www.cerezo.co.jp/news_detail.asp?c_idx=10004133&contents_code=100104

なんだよそれw
それだとAIIKKBじゃねーかw
いいのかそれで。


まぁそんな感じで結構手強そうな感じではあるんだけれども、JQTSさんがTwitterでとても大事なことを思い出させてくれた。


JQTS皆さん勘違いしておられますが、「強い方の大阪」の名称の移行は直近ダービーの結果によって行われるのです。(プレシーズンなどはノーカウント、ドロー防衛) 従って、現「強い方の大阪」は我々、ガンバ大阪が保持しております。お忘れなきよう。2010-08-27
16:26:26
link



そうだ。
そうなのだ。
順位が下なので忘れそうになるが、現「強い方の大阪」は俺たちガンバ大阪なのである。
ダービーで負けたその恥は、次のダービーまで雪ぐことはできないのだ。
だからこそ勝たねばならぬ。
内容なんてどうでもいい。
ダービーは結果こそがすべてだ。



フロントも盛り沢山のビミョーな企画(その1)、(その2)、(その3)で盛り上げてくれてます。
大阪ダービーフェイスタオルって誰得。
ガンバおにぎりは食べたい!
というわけで週末がとっても楽しみ。


最後にセレッソサポの皆様におかれましては、あの時「ファイナルダービー」だとか「次のダービーは22世紀だな」とか言って正直スマンカッタw  
Posted by shuhey1973 at 21:50Comments(1)TrackBack(0)

第22節 アルビレックス新潟戦

アルビレックス新潟 1−2 ガンバ大阪


後半の15分ぐらいからしか見れてないけれども、目に飛び込んできたのはあの芝生。
なんだあれ。
びっくりした。
ビッグスワンてあんなひどいことになってたのか。

試合の方は新潟に先制され、高木のゴールで追いついた後のロスタイム。
左サイドで下平からドドへ。
ドドはあの場所からどうすんのかなーとか思ってたら大きめのトラップからターン。
そこから思い切りの良いシュートでネットを揺らす。
値千金の逆転ゴール。
あのシュートは素晴らしかった。

ドドは途中出場が続いてるけど、結果を出してるここ最近は調子いいのかね。
スタメンを奪えてない現状に期すものもあるだろうし、これからも期待したいところ。
しかしドドってまだ20歳だったんだね。
前にもそれ思ったかもしれないけど昨日のヒーローインタビュー見てて若いなーなんて思った。
ドドドドドドドドドドド。


ということで勝ち点3を積んで37。
順位も5位に上げた。
つくづく名古屋戦の直接対決で勝てなかったのが悔やまれるがまあ仕方ない。

来週はいよいよダービー。  
Posted by shuhey1973 at 12:01Comments(1)TrackBack(0)

2010年08月16日

明日は鹿島戦。

京都との引き分けで始まったリーグ再開後、浦和に勝利、横浜には惜敗、
そしてここ4試合は神戸、山形、広島、仙台に4連勝と、
過密な日程ではあるけれどチームは勢いに乗っている。
ノリノリと言っていい。
なんか聞くところによると3年ぶり?
4連勝が。
3年ぶりっていうと2007年か。
もうそんななるのか。


そして止まらないのが橋本さん。
いったいどうした。
なんかあったか。
はぐメタでも倒したか。
仙台戦でもゴール決めたあと自分でもビックリしたような顔してたね。
ヽ(゚∀゚)ノ みたいな顔。

まぁしかし気負わずにやってもらえればチャンスもまたあるだろうから
このまま5試合連続、6試合連続、そして得点王と頑張っていってもらいたい。
目指せ、ボランチのくせして得点王。


で、明日にはもう鹿島戦。
早い。
早すぎる。
大一番がこのタイミングでやってきた。

ガンバは加地さんが累積で出場停止。
加地さんの代わりは武井が出るんでしょうか。
となるとどんな布陣?
そのまま右SBに入るのかな。
ほいであちらさんはマルキーニョス氏が怪我で欠場とのこと。
前節でFC東京に対して鹿島れなかったところをみると、調子とかどうなんでしょう。
落ちてればいいのに。
調子落ちてればいいのにー。

とは言え、相手は現在3位。
ガンバとの勝ち点差5。
今までずっと上位争いを圏外から眺めていたけれどもここらで参戦したい。
しとかないとタイトルには届かなくなる。
シーズン前の目標を思い出すのも恥ずかしいぐらいの現状なのでよろしくお願いします。
そん次が名古屋戦だからこの1週間はすごく大事だな。
ヤマですよ、ヤマ。


まぁいずれにせよ明日は苦しい試合にはなるでしょう。
この大阪の暑さで運動量の上がらないどよーんとした内容になるかも知れない。
鹿島にはゼロックスも含めて今年はまだ勝ててない。
鹿島に負けると独特のムカつき具合があるので勝ちたいです。


僕も明日は久々の万博。
キックオフに間に合えばいいけど。
しかしなんで平日に鹿島戦するかなー。
  
Posted by shuhey1973 at 21:05Comments(3)TrackBack(0)

ガンバ大阪 永年在籍功労者表彰

唐突にブログ更新。
今まで何してたの百舌鳥日記。


本日、オフィシャルサイトでもってこんな発表が。


本日、2010年より制定いたしました「ガンバ大阪 永年在籍功労者表彰」の表彰式を全選手、スタッフ出席のもと、実施致しました。

「ガンバ大阪 永年在籍功労者表彰」とは、ガンバ大阪において、トップチーム選手、コーチングスタッフ、チームスタッフ、クラブスタッフとして永年在籍し功労したものに対し、記念品を贈呈するものであります。

★基準は下記のいずれかを満たす者
【選手】?ガンバ大阪在籍10年以上?公式戦300試合出場(ガンバ大阪在籍時において)?代表Aマッチガンバ大阪在籍10年以上50試合以上出場(ガンバ大阪在籍時において)?Jリーグ年間ベスト11受賞5回以上(ガンバ大阪在籍時において)
【コーチングスタッフ】?ガンバ大阪在籍10年以上?タイトル獲得5つ以上(ガンバ大阪在籍時において、タイトルはJリーグ、ナビスコ、ACL、CWC、天皇杯が対象)
【チームスタッフ】ガンバ大阪在籍15年以上
【クラブスタッフ】ガンバ大阪正社員としての勤続20年以上




選手だけでなくコーチスタッフ、チームスタッフ、さらにはクラブスタッフにまで。
ガンバ大阪に貢献した人物に対してクラブが感謝と尊敬の意を込めて顕彰するというのは本当に素晴らしいことだと思う。
いい発想ですね。

で、これを見てふと思い出したのはニック・ホ−ンビィの『ぼくのプレミア・ライフ』の中の一節。
ちょっと長いけど引用。

 ファンでいることについて、ぼくにわかっている唯一のこと――どんなにそう見えようと、それは代替的な喜びではない。だから、スポーツなんて見るものじゃなくてするものだよ、なんていう意見は的はずれだ。フットボールにおいては、見ることがすることと一致する。もちろん、エアロビクス的な意味あいにおいてではない。試合を見ながら耳からケムリが出るほど煙草を吸ったり、終わってから酒を飲んだり。帰る途中でポテトチップを食べたりするのは、ジェーン・フォンダ的には少しもいいことではないだろう。はあはあぜいぜいピッチを駆けまわっていたほうが、ずっといい。しかしぼくらにはある種の勲章がある。喜びはプレイヤーから発せられ、テラスの奥でぼんやり青く霞んでいるぼくらのほうへと広がってくるのではない。ゴールを決めるのも、ウェンブリーの階段をあがってプリンセス・ダイアナに会うのも選手だけれど、ぼくらの喜びはチームの喜びを水増ししたものなどではない。この日のような状況でぼくらが感じる喜びとは、他人の幸福を祝うものではなく、自分たちの幸福を祝うためのものであり、そして、悲惨な負けかたをしたときにぼくらを包みこむ悲しみとは、事実上の自己憐憫だ。フットボールの消費のされかたを理解しようとするなら、このことを頭に入れておかなければならない。選手たちはただぼくらを代表しているだけだ。選んだのがぼくらではなく監督であっても、ぼくらの代表であることに変わりはない。じっと目を凝らせばあなたにも、選手たちをつなぐ細い棒や、ぼくらが操るための小さなハンドルが見えるだろう。ぼくがクラブの一部分であるように、クラブもぼくの一部分だ。クラブがぼくを利用し、ぼくの考えを無視し、ときにひどい仕打ちをすることはわかっている。だからクラブとの有機的一体感を感じるなどと口にしても、ぼくは、プロ・フットボールの仕組みをぼんやりした頭でセンチメンタルに誤解しているわけではない。ウェンブリーでの勝利は、チャーリー・ニコラスやジョージ・グレアムのものであり、そして同時に、何から何までぼくのものでもあった(次のシーズン、グレアムからスタメン落ちを命じられ、その後放出されたニコラスが、この午後のことを同じくらい懐かしく思い出すだろうか?)。ぼくは選手たちと同じくらい、この試合に向けてがんばった。彼らとの唯一の違いは、ぼくのほうが何時間も何年も何十年も多くの時間をかけて試合に臨んだということだ。この午後のことなら、ぼくのほうがより深く理解していた。今でもあの輝く陽光が胸によみがえり、甘美な思いが広がるのは、そのせいだ。

ぼくのプレミア・ライフ(新潮文庫) - p294〜p296



「代替的な喜びではない」。
「ぼくらの喜びはチームの喜びを水増ししたものなどではない」。
「選んだのがぼくらではなく監督であっても、ぼくらの代表であることに変わりはない」。
「ぼくがクラブの一部分であるように、クラブもぼくの一部分だ」。



最初に読んだときはあまり何も感じなかったけど、今読み返すとこの気持ちがすごくよく分かる。

長い間チームに在籍した選手たちは当然クラブに対する思い入れも相当なものだろう。
それは普段のインタビュー記事などからも窺い知れる。
しかしそれはサポーターたちも同じで。

あの弱かったガンバ大阪がここまで強くなってタイトルを狙うことが当たり前になるまでのチームになった。
デビューしたてのあの弱々しかった二川がクラブを代表する選手になり、永年在籍功労者表彰を受けるまでになった。
時の流れを感じる。

そしてクラブや選手、スタッフに対するサポーターの思いというのをこのニック・ホ−ンビィの文章は上手く言い表してるなとも思う。

勝利やタイトルだけでなく、こういった永年在籍功労者表彰も含めてチームや選手の喜びというのは究極的には僕らの喜びそのものなのだ。
また同じ意味において、悲しみも僕らのものなのだ。
そうやって長年クラブと歩みを共にして得られる栄光というものは、ずっと信じ続けてきた僕らへのご褒美なのだ。

そしてそのご褒美は、そのチームにいる選手たちよりも僕らのほうがずっと重みを感じることが出来ると信じてる。
だってチームに関わってきた時間は選手たちより僕らのほうが長いんだから(笑)。

もうこの関係は宿命的に続くのだろう。
これからもよろしくお願いします。

Till death do us part.





  
Posted by shuhey1973 at 18:24Comments(1)TrackBack(0)

2010年05月15日

ACL Round of 16 城南一和戦

城南一和 3−0 ガンバ大阪


えーと、もうベッコリとヘコんでしまいまして、こういうときはどうしたらいいのかっていうとその対象から離れてもうそのことを考えない。いわゆる現実逃避ってやつなんですけども、もうそんな感じでここ数日はガンバのことなんて大キライ!→雨の中を走って帰る、みたいなそんな感じでした。気持ち的に。


で、試合なんですけども、またも監督は3バックを選択。
なんでなのよ。
これは本当にちょっと理解できない。他の選択肢よりもそれがベストだったわけですか。

3-5-2というよりも3-1-3-1-2という感じ。
攻めるルートはフタ+2トップのみというあまりの選択肢のなさ。
当然相手に読まれて簡単に止められる。
守っては明神の脇がスカスカでサイドの2人、安田と加地さんはバックラインへ吸い込まれ、城南はスペースたっぷりでやりたい放題になる始末。

後半から平井を入れて4バックに。
これでいつものガンバに戻って攻撃も活性化。じゃあ最初からこれをやっとけよと。3バックはなんだったのかと。
これで生き返ったかに思えたガンバですけども、不運なPKで先制され、それに追い付くような末脚もなく失速。終わってみれば0-3の完敗だった。

もうこれは采配ミスと言わざるを得ない。
思えば去年のR16川崎戦も監督の交代策のマズさが敗戦に繋がったような試合だった。
去年あんなツライ思いを味わったのに、今年もまた同じ舞台で同じ目にあってしまった。
もうホントこりごりです。


今年もACLが終わってしまった。
こんなところで。
もうチームとしていろいろと限界が来てるんだろうねぇ…。
寂しくなるわ。  
Posted by shuhey1973 at 00:33Comments(1)TrackBack(0)

2010年05月06日

第10節 川崎フロンターレ戦

ガンバ大阪 4−4 川崎フロンターレ


えー、何点取れば勝てるのかと。
これまでもガンガン失点をしてきたガンバさんですけども2点リードから追い付かれて、もう一度引き離すもまた失点とかなんなのそれ。
4失点て。
終わってみれば途中交代で入ってきた選手に74分からハットトリック許しちゃうという太っ腹な出血大サービス。いやもう勘弁して下さい。
グダグダすぎる守備。
もうなんとなくディフェンス3枚置いてるだけって感じやもんなぁ。
攻撃と同じ手法じゃ守備は構築できないよ。

しかし、選手もなんでああいう最後のところで守りきることができないのかね。
こないだの鹿島戦なんて全体的にガンバペースで試合はすすんだけども、セットプレーから2点取った鹿島は非常にしたたかだった。
ガンバにはああいうところが全然足りない。
チームのカラーですと言えば確かにそうなのかもしれないけれども、もうちょっと何というか鹿島ろうぜ。


そうは言っても一応良かった探しをしておきますと、やっぱり宇佐美すげーなぁと。
でももうそんなに驚かなくなってきた。
またやってくれた、やってくれると思ってましたな感じ。
もう普通にトップな選手ですね。飛び級な感じは全然しない。
今日が誕生日だったそうで。
おめでとう。

そして二川。
相変わらず上手い。
ゴール決めたシーンもそうだけど、1点目に繋がるヤットにパス出したのもあれフタでしょ。
良く見てるわー。
あれ以外でも気の利いたパスを出しまくりでしたね。
ほいでルーカスと明神のゴール。
2つとも超ラッキーな感じではあったけれどもあれで締めくくれなかったのが悲しいな。

星原が入ってまた決めて欲しかっけど残念でした。
次に期待。


これでガンバは10試合終わって勝ち点11。
ひ、ひどい…。
もうそろそろリーグも3分の1が終わろうとしてるのにたったの「11」。
首位との勝ち点差を数えるのも嫌になる。
このままでは神戸や京都と一緒にトモニイコウ!ってことになっちまうぞ。
もうちょっと危機感持て。
今季の目標はリーグとACLの2冠だったんじゃないのか。
中断期間中に予定されてるというサポミでまた社長を糾弾する人とか出てきそうだ。


まぁそんなこんなでグダグダな川崎戦でした。
美味G横丁では、でんの新商品ミンチカツ(200円)がおいしかった。

ミンチカツ
  
Posted by shuhey1973 at 23:37Comments(2)TrackBack(0)

2010年04月28日

ACLグループリーグ第6節 河南建業戦

河南建業 1−1 ガンバ大阪


ACLって楽しいな!な!
って書こうと思ってたのに後半ロスタイムにあんなことになってしまって気持ち的にはもうズンドコですよ。
なんすかあれ。
オフサイちゃうのん。
あほー。
審判のあほー。


しかし試合はスタメン発表から面白かった。

藤ヶ谷、下平、中澤、高木、安田、武井、佐々木、ルーカス、宇佐美、大塚、星原。
ベンチには木村、菅沼、内田、加地さん、明神、横谷、二川。

なんだよこのメンツ。アキラ極端すぎるよアキラ。
楽しいけどさw
ユース出身選手がスタメンに5人、ベンチに5人。
なんという素晴らしい光景。
胸熱。


試合は序盤からかなり面白かった。
攻め急ぎすぎでもっと緩急付けた方が、な感じもあったけども全体的には良かったと思う。
宇佐美のゴールとかすごかった。
もっとちゃんとリプレイとかしてくれよ中国の放送局さんよー。
カメラ1台とかやる気なさすぎ。
でもあのゴールはアガった。
宇佐美すげーよ。
時間もよかったし欲しかった先制点だしとってもテクニカル。
ああいうシュート大好きだ。

でも後半のロスタイムになって失点。
勝ち点3を積んでいれば5月11日はホーム万博で試合ができたのに、この失点のおかげでチームは城南一和とアウェイで戦うことになってしまった。
まぁホ−ムで川崎とかとやるよりはマシなような気もしないではないけれども、R16の試合は万博で見たかった。
今思えばホーム河南戦でのドローが痛かった。
あそこを勝ってればとタラレバな感じであれだ。
まぁでも仕方ないな。

星原のスタメンでなかなか良かったし横谷も短い時間帯ながらも悪くなかった。
西野監督は間違いなく若手を使っていくことに楽しみというか面白さみたいなものを感じてそうな気がするw
ゼとかドドとかがまるで存在しないかのような選手起用だ。
でもこのままでいいと思うよ。
この調子でお願いします。

とりあえずグループステージは突破できて良かったです。
2位でしたけど。
ガンバのACL2010はまだまだ続く。
続くといいな。
ACL楽しいー。  
Posted by shuhey1973 at 00:39Comments(5)TrackBack(0)

2010年04月25日

第8節 FC東京戦

ガンバ大阪 2−0 FC東京


思い出したのは2年前の浦和戦。
あの5.17だ。
遠藤のリーグ戦での途中出場はあの試合以来2年ぶりだという。
試合後のゴタゴタが記憶に強く焼き付いてはいるが、あの時も途中から入ったヤットがゲームを決めた。
ガンバの3点目となった美しいゴール。


この東京戦、前半は何もさせてもらえず酷い有り様。眠い内容だった。
できることと言えば守ってカウンターというトホホな内容。
しかし野戦病院なガンバですからこれはもう仕方がない。中盤から前のメンツは明神、武井、二川、安田、大塚、宇佐美。個々の能力は確かでも、このメンバーでいつものようなブ厚い攻撃が可能かと言えばさすがに苦しい。見る目の比較対象が“黄金の中盤”になってしまうので尚のこと劣って見える。見えるだけでなく実際効果的な攻撃もできず。フタは相変わらず良かったと思うがいかな名手・二川と言えどもサポート少ない中では厳しい。
ここはなんとか隙を見つけてゴールへと繋げたいところ。

ところが後半に入ってゲームはひっくり返る。武井に代わって遠藤、大塚に代わりルーカス。
タメを作れるヤットが入ったことによって攻撃に厚みがでた。起点も作れるようになった。さすがヤットだなと言わざるを得ない。
コンディションも万全じゃなくパスミスがあったりしてどうなることかと思ったが、キッチリと仕事するあたり、やはり回路が違うということか。

1点目はルーカス。
フリーになった瞬間に放ったシュートが無回転。
なんでも前日にジェルソンGKコーチや松波コーチと一緒に居残り練習をしていたそうだが、その結果がいきなり出たというわけだ。
すごいなルーカス。
漫画みたいだな。

そして75分。
フタからのパスを受けた宇佐美がルーカスへ。(ちなみにこの時の宇佐美のトラップが超絶に上手すぎて濡れたw)
リターンパスに走り込んだがパスが少し長く、キーパーに弾かれた。
こぼれた所にいたヤットがもう一度返して宇佐美がこれを押し込んでネットを揺らす。

宇佐美はこれがリーグ戦初ゴール。
記念すべきゴールを目撃できて幸せだ。
まだまだ足りないところがある宇佐美だけれども、確実に成長してきてる。
守備だとかボールのないところでの動きだとかJでのスピードだとか当たりだとか。
伸び代をたっぷり残してる17歳。
それでこれだけの結果を残しつつある。やはり未来を期待せずにはいられないな。

そしてもう一点触れておきたいのが星原だ。
この試合がデビュー。
ここまで良いとは思いもよらなかった。平井とはまた質の違うスピードで可能性を感じるプレーを披露しまくってた。
いいわー、星原。
右サイドでファウルをものともせず抜けたところを、審判がアドバンテージ取らずに笛吹いたもんだから叶わなかったが、もしあれ笛がなかったらGKと1対1になって決めてたよなぁ。
まったく空気の読めない審判だw


これでリーグ戦ホーム初勝利。
嬉しすぎワロタ。
「ラララララー オオオオオオー エーネロブルー フォルツァガンバエー」も歌えたし。

そして久しぶりのワニナレナニワ。
試合後の仙石さんによる「万歳三唱」も久々すぎて素で忘れてたわ。
遅ればせながら順位もジワリと上げてきた。
上とはまだまだ差があるけれども。
怪我人が戻ってきたら戦力的にもう一段上のレベルにいけそう。
最高だよガンバ大阪。
  
Posted by shuhey1973 at 22:40Comments(1)TrackBack(0)

2010年04月15日

ACLグループリーグ第5節 水原三星戦

ガンバ大阪 2−1 水原三星


大宮戦に続いてベンチを含め若手多めのガンバユース出身多めのメンバー。
若干の不安もありながらもファンには堪らないメンツ。
宇佐美、大塚、二川の前線とかなにそのドリームな感じ。

で、宇佐美。
やっぱ持ってるな、この男は。
去年はデビュー戦で初ゴールを決め、今年はACLのこのビッグマッチで決勝点。
水原DFの間から飛び出してゴールを決めた。





いやホント素晴らしい。
憧れだった万博で決勝点をあげた。
しかもその試合はACL決勝T進出を決定付けるゴール。
喜んでる姿がまた微笑ましい。

で、試合後のコメント。
「あんな(元イタリア代表の)フィリッポ・インザーギみたいなゴールは初めて。初ゴールの時とは比じゃないぐらい嬉しいし、さすがに(自分は)持ってるなと思った」


無邪気に喜んでるのを見るとこっちも頬が緩むw

試合の前に橋本と好調だった平井が怪我でそれぞれ6週間と4週間の離脱という発表があり、どうなることかと思ったけれども、またこうして新たなヒーローも出てきた。
次の活躍を何ら保証するものではないけれども、やはりそれなりに何か掴んだだろうし今後に期待してしまう。
バナナ食べて頑張ってねw


そしてフタ
いやー、すごかった。
上手いったらありゃしない。
なんでそんなにサッカーが上手いかよ。
何度でも言うけども、誰が何と言おうとガンバユースの最高傑作は二川孝広だ。
若手の中でまじるとさらにその能力が際立つ。
テクニックだけでなく20歳の頃から試合経験を積み重ねたその極上のプレー。
ホレボレする。

そんな二川さんなんですけども、僕は今日初めてWikipediaの“二川孝広”の項を見たんですけども、

好きな女性芸能人は綾瀬はるか。



へー、そうなんだ。
知らなかった。






1180778913_199445857e


かわいいよね、綾瀬はるか。







futa_haruka



何がしたいんだ俺は。  
Posted by shuhey1973 at 01:13Comments(5)TrackBack(0)

2010年04月06日

第5節 ジュビロ磐田戦

ジュビロ磐田 4−3 ガンバ大阪


試合を見てないのであれなんですけども、まーなんとういうかスコアとダイジェストとスタッツを見る限りでは何とも不細工な試合をしたなぁという感想。
現地で見た人の話を聞いても、采配ミスとか遠藤のお疲れモードとか3バックとか。
バカ試合で笑えるのは勝ってこそですよ?

んー。

で、ちょっと気になったのは遠藤のこの言葉。

「5点取られても6点取る戦いをするのか、まずゼロで抑えて勝つのかをはっきりさせた方がいい」


ここまでリーグ戦で勝てていないことによるチーム内でのブレというか、意志の統一ができていないことをうかがわせる言葉。もうかなり長いことやってきてるメンバーなのに、今季はそこのところの疎通もできていないのか…、と思わされて何かガックリくる。


あと選手の間からちょくちょく出てくる「ひとつ勝てさえすれば」という言葉。
きっかけがあれば流れは変わるという認識。
確かにそれはそうかもしれないけれど、それはちょっとあまりに第三者的過ぎないか。誰の話をしてるんだ。
ここまで今シーズン勝った相手は格下のシンガポールだけだ。
今のガンバはバリバリ降格候補だぜ。

アジア王者?
いつの話だ。

リーグ優勝?
ああ、そんなこともあったね。

そのうち取れる勝ち点3なんてない。
今のガンバは普通に弱いチームだ。
強豪だなんておこがましい。
このままズルズル2部まで落ちたくなければそろそろ勝て。
W杯本大会後には遠藤のコンディションなんてどうなってるかわからんぞ。(今でも十分あれだけど)
平均年齢の高いこのチームが夏場を迎えてどうなるか。不安しかないわ。今んとこ。



そんな中、平井がまたも決めてくれました。
4試合連続ゴール。
勝てない中でも一筋の光明ですね。試合重ねるごとに頼もしくなっていってる。
「のぞみはありませんが、光はあります」という新幹線の切符売場の駅員さんのコピペを思い出すが、そんなことを思わせる平井の奮起。
今のガンバで明るい材料はショーキだけだわ。ホント。
でもヒーローになる機会を2度も続けて逃してしまったわけで、ちょっと怒っても良いと思うぞw


そんなこんなでまたも勝てず。
止まない雨はないというのは本当ですか。  
Posted by shuhey1973 at 00:13Comments(3)TrackBack(0)

2010年04月02日

ACLグループリーグ第4節 SAFFC戦

ガンバ大阪 3−0 SAFFC


ミチの思い切りの良いシュート。
平井の3戦連続ゴール。
そしてゼと。
内容的にはいまいちな試合でしたけども、ゴールシーンはどれもスペシャルだった。


ミチはもうなんかキレキレでしたね。
良かったと思います。
あの先制のゴールはスカッとした。

そして平井。
またもゴールを決めた。
自信も付いてきたかな。
平井はあの角度が得意なのかね。
ナビスコ横浜戦でもこないだのSAFFC戦でも仙台戦でもあの角度。
得意の型を持ってるというのは良いことです。
それを磨いて強みにしてもいいし、相手がそれを警戒すればまた別の選択肢が生きるようになる。
エースの自覚が出て、俺にボールをよこせ俺が試合を決めてやるって感じに早くなって欲しいな。


そしてこの試合のハイライト。
クライマックスは後半のロスタイムに訪れた。

ゼ。

面白カルロスはもうなんかいろいろすごいなw
髪型も変だし。
動いてるゼを見てるだけでも何故かちょっと笑えるんだけど、その彼が遂にゴールを決めた。
もっさりしてる中、転がってきたボールをシュート。
相手の選手に当たってコースが変わってコロコロ転がってゴール。
そして何故かマネージャーの橋本さんとこに向かって走っていって抱きつく。
なんで初ゴール後に真っ先に向かう先があっちゃんなんだよw

もうそんな感じでよくわかんないFWでございますけども、仮にもACL優勝を経験した選手なので、
もうちょっと体が絞れてキレるようになって気温が上がってきたらすごい点取り屋になるかもしれない。
ならないかもしれないけど。
ホントよくわかんない選手だ。


あと大塚の出場も良かったです。
ちょっと遠慮したところもあった感じですけど、こういうチャンスを生かさないとね。
これからの選手なのでこちらも期待。

それにしても久々のワニナレナニワ良かったわー。
今季は今んとここのシンガポールのチームにしか勝ってないわけだけどそれでも。


そんな感じでガンバのACLはグループリーグ第4節までが終了。
勝ち点8で2位。
2試合残して首位の水原とは2ポイント差。
何とかR16には駒を進めたい。  
Posted by shuhey1973 at 01:34Comments(0)TrackBack(0)

2010年03月29日

第4節 ベガルタ仙台戦

ガンバ大阪 2−2 ベガルタ仙台


よかったなー、平井のゴール。
あれを思い返しながらニヤニヤできそうなほどのゴールだった。
あのまま終わっていればなぁ。


家本。
平井。
山口。


試合を3行でまとめるとこんな感じか。
4ゴールのうち3本がPK。なんだそりゃ。

前半はもうマジで眠い展開だった。
何がしたいのってほどに。
横パス大会か何かか。失点しないと目が覚めないっていうお得意のあれか。

で、その1本目のPKは映像を見返した今となってもまだ理解不能。
なんで取られたの。
今季になって取るようになったと噂のあれですか。手を使い方がどーたらこーたらっていう。
でもPKにするような反則か?ホントよくわかんないです。
2本目のPKはハッシーがもらいにいった感じかな?吹かなくてもオッケーなプレーでしたけれども、抜けていたところに足がかかったからあれはあれでいいでしょう。

で、平井ですよ。
難しいボールですよ、あのパスは。本当に上手かった。
もういろんな所で書かれてますけども、やはり大黒のことを思い出さずにはいられないな。パッとしなかった若い大黒将志は、使われ続けることで次第に結果を出していった。
札幌のレンタルから帰ってきた2002年シーズン(西野監督1年目)はあまり起用されなかったが、2003年になるとほとんどの試合で起用され得点を増やしていく。
そして2004年、2005年、経験を積むにしたがって得点ランキングを駆け上がる。
平井将生は2003年の大黒将志よりも1つ若い22歳。これからが楽しみな選手だ。こういう成長をずっと見守ることができるのはホント幸せだな!


まぁそんな感じでもうこれは勝ったなとか思ってたら、試合終了間際になって山口さんがどこの春高バレーだよっていうぐらいの素晴らしいブロック。
山口ほどの選手がなんで手ェ出しちゃったのよ(´・ω・`)
まぁでも仕方ないね。
平井のゴールの瞬間からもっかいやりたい。やり直したい。だめか。そうか。


そんなこんなでゼ・カルロスというハンデがありながらも2-2のドロー。
勝ち点2を失う結果となった。
ここまでのガンバさんは4試合終わって0勝1敗3分けの勝ち点3。
ひどい、ひどすぎる。なんという低空飛行。
別に遠慮せずに勝ってくれてもいいんですよ?

首位の鹿島さんは勝ち点10。その差7。
いくら先があるとはいってもちょっと開きすぎなのではあるまいか。
どうしたらいいんでしょうね。
やっぱ平井か。
平井将生か。
期待したいです。



ここまで書いてきてぶっちゃけて言うのもあれなんですけれども、実はまだ僕は「将生(しょうき)」を辞書登録してなくてここまでずっと「しょうなま」って打ってます。
ごめんなさい。
頑張れしょうなま。
  
Posted by shuhey1973 at 23:46Comments(3)TrackBack(0)

2010年03月27日

ペドロについて。

先日来、流れている新潟戦でのペドロの行為(ピッチ上でのプレーや交代後のあれ)のいろいろについて思うところを書いてみる。


■G大阪ペドロ、交代に不満爆発…謝罪なければ退団 ― スポニチ Sponichi Annex 大阪
■ぺドロ退団へ…西野監督に謝る気なし(サッカー) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース
■[10.03.24] ペドロジュニオール選手の処分について | ニュースリリース | ガンバ大阪オフィシャルサイト
■ペドロに2試合出場停止 謝罪も西野監督「使わない」(サッカー) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース
■造反ペドロ全面謝罪 2試合出場停止も放出か…G大阪:Jリーグ:サッカー:スポーツ報知
■G大阪社長が造反ペドロに「監督は絶対」 - サッカーニュース : nikkansports.com


主だったニュースとしてはこんなとこか。


やはり注目すべきは監督の、

「謝る、謝らないの問題じゃない。使わない」


というコメントと、社長の

「ユニホームをたたきつけたことだけを問題視しているわけではない。以前から監督の戦術に合わせようとする努力が足りなかった。監督の指示は絶対」


という言葉。

ペドロにとってはあまり喜ばしくない展開になりそうな感じ。


西野朗という男はこういう選手に対して自ら歩み寄るということをしない監督だ。
反発する選手に対しては放任主義。好きにしろ、というタイプ。
選手を干すと言われがちなのはこういった部分に目が行きやすいからなのだろう。
外された理由を自ら考え、次に生かそうとする選手を好む。
最近では佐々木の例があるし、中澤や高木なんかもそれに当たるかもしれない。

ではペドロの場合はどうか。
あの新潟戦に限って言えば彼のプレーはまぁそれは酷いものだった。
ルーカスの怪我でスクランブル的に投入されたとはいえ、外されて怒って当然というほどのデキとはまったく思えない。





監督の言う「謝る、謝らないの問題じゃない」というのはこういうプレーのことを言ってるのだろうと思う。


思えば去年、唐突にレアンドロの離脱が決まって移籍ウィンドウが閉まるギリギリでガンバのリストに残ったのがPJである。
そんなに贅沢も言ってられない状況の中での選考と補強。
あまりガンバに合わないのも仕方ないかなという部分もあった。時間を重ねていけばそのうちフィットするだろうとも思っていた。
しかし年末には怪我の治療のために天皇杯を戦うチームを離れ、年が明けてもキャンプでは腰痛のせいで遅れもあって連繋が深まるわけでもなく。

内心では「あ、こいつはヤバイんじゃないか、『チームが俺に合わせろタイプ』なんじゃないか?」とも思ったけれど、それでも時間さえあればなんとかなるだろうと思ってた。
それがもう新潟戦とか見てると全然そんな意識ないもんな。
ガンバの中盤の特徴とか全然把握してない感じ。
それで外されて文句を垂れてサポの目の前でユニを投げつける。



ばかだねぇ



まぁ別にいいんだよ。
それでもさ。
ゴールさえ決めてくれれば。
ユニを投げたことは腹立つけれども、正直なところ助っ人外国人にそこまでクラブに対する忠誠心というか思い入れなんかは期待してない。
そこまでこっちも青くはない。
ガンバサポはもうこれまで外国人FWにフラれた夏を3年連続で経験してるわけだしw
でもペドロの場合はそんなに結果も残してない中でのこれだから、出て行きたかったらどうぞという感じか。


エルゴラやスポナビでガンバの記事を担当しているライターの永田さんがTwitterでこんなことをtweetしてた。

j_nagata寒〜い中ガンバの取材してました。ペドロのことは、後ほど出す予定のニュース原稿や、明日の各報道を見てください。ペドロ…って感じです2010-03-26
19:22:11
link
j_nagata選手には謝ったということなんですが…2010-03-26
19:28:44
link
j_nagataあ、今日で何かが決まったというわけではないですよ2010-03-26
19:30:28
link



んー、なんなんでしょう。
明日また何か新しい動きとかありますかね。
ここまでこじれたらなかなか修復なんて難しいかなとも思うけれども。  
Posted by shuhey1973 at 00:56Comments(1)TrackBack(0)

2010年03月25日

ACLグループリーグ第3節 SAFFC戦

SAFFC 2−4 ガンバ大阪


平井始まった。
もう最高。

1ショーキ目は明神のスルーパスから右足でいいコースにシュート。
2ショーキ目はJJが競ってこぼれてきたところを頭で。あそこにいたというのが大事。
ほいで3ショーキ目は相手DFを上手く交わして左足でゴール。
この3点目はもう本当に上手かった。

左足、頭、右足と綺麗にハットトリックだもんなー。
ACLでハットは日本人初だそうで。
相手が相手とはいえ、やっぱすげーよ。
でも我らがドS監督からは『1点、足りね〜よ』とか言われたそうですけども、これからもっともっと量産してほしいですね。

平井はパスの貰いかたとか上手かった。
今季ここまで中盤ではパスがそれなりに繋がるものの、そこから先が絶望的にお先真っ暗だったけど、この試合では平井が裏に抜けたりすることによってうまく中盤からのパスを引き出して前線が活性化。
これで次の仙台戦でもスタメンだろうし、この試合で手にした自信を深めて欲しいね。

取って欲しい人が決めて気持ち良く勝ったので気分がいいです。
元日以来の勝利。長かったw


で、あとはやっぱりゼ・カルロス(26)さんですけども、なんかすごいな。ヤツは。
どう見ても1人だけOB戦やってるみたいなモッサリ具合だった。
動きは重いんだけど、きっちりシュートまで持っていくところはあれはあれで非凡なもんを持ってんのかなw
まぁこれからも見たい選手ではある。
ミネイロ的な意味で。

あと佐々木も良かったなー。
後半から入ってピリッと効いてた。
ヤットが疲れてたりしたらFKは佐々木でもいいよ。
あとフタも相変わらずエロエロプレーを見せてくれて良かったです。
2失点の取られ方は酷かったけどもまぁいいや。


というわけで、今季公式戦やっと初勝利。
ACLではまだグループ2位。
リーグではまだまだ下の方ですけどもこれからググッと行きたいところ。  
Posted by shuhey1973 at 00:47Comments(1)TrackBack(0)

2010年03月20日

第3節 アルビレックス新潟戦

ガンバ大阪 0−0 アルビレックス新潟


ガンバと新潟、ここまで1敗1分けと両チーム勝利のない中で迎えたこの試合。
新潟さんには申し訳ないけれども、今日は勝ってくれると思ってた。
ホームだし。

ところがガンバは相変わらず前線がふん詰まりで停滞気味。攻撃は単調な上に雑でしかも相手にも完全に読まれてる。
刺激の無さはまるで倦怠期の夫婦のよう。そんな感じなのでフィニッシュまでいけず。超ストレスフル。こんな夜に発射できないなんて。夜じゃないけど。

シュート撃てよ、シュートをよー。
後半にあったミチと加地さんのシュートは良かった。思い切り良かったし。ああいうのを繰り返せばチームの勢いもノッてくるし、シュートを撃つことで相手に揺さぶりをかけることもできる。
あの2本のシュートはホント惜しかったです。

チームの状況も悪けりゃ監督の采配ミスもありでさらにgdgd。
ルーカスに代えてPJを投入したものの、24分後にまた途中交代で下げるというブサイクなカードの切り方。何がしたいんだ。ミスキャストかどうか使ってみないと分からないのでしょうか。

そしてその下がったペドロがピッチを出た瞬間にベンチに向かって「なんで俺を外すんだ!」的な抗議のゼスチャーを見せたあと、着ていたユニを地面に叩きつけた。ピッチを出たのがゴールライン側からだったのでちょうど僕らは目の前でそのシーンを見てしまったわけだけどあれはないわー。
俺たちが愛してやまないガンバ大阪のユニフォームを、地面に叩き付けるだけのどんな理由がお前にあるというのだ。
ペドロにとってどれほど正当な理由があろうが俺らはそんなもの認めない。
そのユニを着るのがイヤなら二度と袖を通さなくて結構。さっさと出て行ってくれて構わない。結果を出せてないのは他の誰でもない、自分の責任だろうに。


そのPJに変わって入った平井は良かった。
やっぱり平井みたいに裏に抜けるタイプの方が今のガンバの中盤に合うと思う。今のところはまだ能力的に物足りないところもあるけれど他のFWは期待できない現状、ここは我慢してでも使い続けるべし。
平井が入ってまるで便秘が治ったかのような流れの良くなりっぷりだった。そんくらい良かった。


いやー、しかしそれにしても勝てないな。
勝てないだけならまだしも点が取れないからな。
重症だぞこれ。
しかも監督のコメント読む限り打開のための策は持っていそうにない。
というか、問題としてあまり認識してなさそうな雰囲気もうかがえる。
見ている感じとしてはおととし(2008年)の勝てない時期に似ているような気もする。問題というよりも一つのきっかけさえあればという感じか。
となると、あの時のアル・カラマ戦的なものが今また必要なのか。
シンガポールで勝って何かを掴んでくれればいいと思うけれども。  
Posted by shuhey1973 at 23:05Comments(3)TrackBack(0)

2010年03月13日

明日はダービー。

待ちに待ったダービーだ。
4年ぶり。
長いこと待たせやがってw

なんか応援に関してオフィシャルからいろいろと出てますけどどうなるんでしょうか。
あんまり堅苦しくならないといいなぁと思いますけども。


当たり前だけど俺はセレッソというチームが大嫌いだ。
あのピンクのカラーを見るだけでぞっとする。
よくもまぁあんなクラブを応援できるもんだとすら思う。
後から入ってきたくせに、Jリーグブームを目の当たりにして気が変わった大阪市が長居スタジアムを貸してくれたからって「大阪」を名乗るようなクラブなくせに、サポは「REAL OSAKA」とか言ってるし。
ホント憎たらしいw

でも、正直に言う。
俺はセレッソがJ1に上がってきてくれて本当に嬉しい。
よくぞ帰ってきてくれたと思う。
アンタたちがいないと面白くないよみたいな。


明日は4年ぶりのダービー。
熱く楽しく、そして勝ち点3を。
そして奴らをぶちのめすw

ああ、ダービー楽しい。

  続きを読む
Posted by shuhey1973 at 23:42Comments(4)TrackBack(0)